morning haze

第一世代Summilux 35mm。

開放描写は薄いヴェールがかかり、世の中が動き出す前、早朝の空気感と良く合う。

中心部は繊細で線が細く心地よいシャープさ。

周辺部は光の量が落ちてヒトの視覚と良くマッチングしている。

写り過ぎない曖昧さは現代のレンズには無い。次の世代へ継承すべき貴重な財産。

ライカレンズの中でも一番長い付き合いになった。

 LEICA M10-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

LEICA M10-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

Leica FOTOS

M10-PでWiFi接続し、撮影した画像をスマートフォンで閲覧する。他社では何も考えずともすんなり出来ることが当初は考えられないほど接続に時間がかかり、その方法もなぜ?と首を傾げるような手順。これだけはさすがライカ!とは言っていられず、何とかしてもらいたい!と切に願っていた。

その願いが通じたのかどうかは知らないが新しいアプリ「Leica FOTOS」が先日リリースされた。今までのアプリとは雲泥の差でやれば出来るじゃない!と。しかし、よくよく考えてみるとこれはどうもあのM10-Dのリリースに間に合わせる為にライカにとってはマストだったようだ。スマートフォンに接続出来なければM10-Dは設定も何も出来ない仕様のようだから。おかげでやっと使えるアプリになった。

Leica FOTOSはWiFi接続可能なライカのデジタルカメラ全てに対応しているようでまず機種を選ぶメニューがある。今までは個別対応のアプリだったのがM10-PとQがひとつのアプリで接続可能になった。これだけでも大きな進歩。まだそれほど使い込んではいないがインターフェースもやはりM10-Dに合わせてかなりブラッシュアップされてこの手のアプリとしては本気度が伝わってくる。

 LEICA M10-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

LEICA M10-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

日本の誇り

一昨日・昨日と撮影の仕事で大阪へ出張だった。先週は名古屋。来週も大阪の予定。出張には毎回、新幹線にお世話になっている。当たり前のように利用しているがこれほどありがたい移動手段はなかなか無い。時簡は正確、移動は速い、常に快適・安全、ついでに格好も良い。カメラマンには頭痛の種の撮影機材も飛行機のように制限はほぼ無い。いい事尽くめの新幹線。

先日、たしかNHKだったと思うが新幹線に関わる人々の密着番組に見入ってしまった。0系から700系まで経験されているベテランの運転士と整備士の方々の内容だった。中でも運転士の方が語っていた時刻表には分単位で表示されているが運転士は秒単位で運行していること。1秒遅れたと反省している姿は印象的だった。

後で知った事だが鉄道マニアでは当たり前のことらしい。300キロで運行している新幹線の運転士が1秒遅れたと語った日本の鉄道技術と運行技術には今更ながら敬服する。昨日もそんなことを考えながら快適でぐっすり寝入ってしまった。常に安心して移動できる新幹線、日本の誇り。関わる方々には感謝しかない。

 LEICA M10-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

LEICA M10-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

SUMMILUX 35mm f1.4 1st.

この組み合わせの心地良さと画質の素晴らしさは全く予想していなかった。自分のSUMMILUXは第1世代の最終ロットのレンズ。ネームリングもLEICA名になっている。写りは開放では第1世代特有のハイライトに美しい滲みが出て画面全体に薄いヴェールがかかる。だが2~3段絞ればコントラストが出てキリッとシャープになる。フィルム時代から愛用してきたがデジタル時代でも相変わらず魅了されるレンズだ。

以前書いたが少し前に銀座の匠にオーバーホールをお願いして外観もさらにクリーンになり、新品と見紛うほど。絞りもヘリコイドも程よいトルク感で絶妙な心地良さだ。実はM10-Pが来るまでは専らM9-P専用レンズだったが一度M10-Pで使用したら外せなくなってしまった。写りは柔らかく独特でf1.4の明るいレンズにも関わらず非常にコンパクトで軽量、本来のM型ライカらしいスタイルとなる。

当初の予想とは違ってM10-Pのメインレンズに取って代わってしまった。相性も抜群に良い。M9-Pとの組み合わせよりもなぜかフィーリングが良い。何より静かなシャッター音と小柄なレンズがカメラの存在感をより消してくれている。

 LEICA M10-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

LEICA M10-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

とらや赤坂本店

昨日は相方殿と久しぶりに赤坂ACTシアターでミュージカル観劇。1952年製作の映画「生きる」という黒澤明監督作品のミュージカル版。演出は宮本亜門だったが以前から彼の作品は少々肌に合わない。ブロードウェイミュージカルに影響された彼の演出はエンターテインメント性はあるが大味で胸にグッと来るものが感じられない。以前からの印象は残念ながら変わらなかった。

キャストは我が川越のスーパースター市村正親主演なので文句は無いし、脇役たちも芸達者でテーマもストーリーも悪くないのだが、いかんせん演出と音楽(外国人担当)があまり良くない。シーンによってはここはこの音楽ではないのでは?や、う~ん演出が・・・となり、自分のミュージカルのモノサシでもある音楽座で慣れ親しんだ涙と笑いと胸に迫る感動は感じられなかった。それよりも観劇後にまるで呼ばれるように行った「とらや赤坂本店」に感動してしまった。

赤坂見附近くの246号沿いに和菓子の老舗「とらや」があったことは記憶していたが3年間休業の後、まさかこの10月1日にリニューアルオープンしていたとは露とも知らず、行ってビックリ。建築家内藤廣氏の設計で木材をふんだんに使った内装や建築は老舗の「とらや」にマッチしていて素晴らしい!のひと言。自分はあんみつに抹茶のセット、相方殿はおしるこに抹茶のセットを頂き、贅沢で素敵な時間を持つことが出来た。ミュージカルに少し不満が残った分、最後に満足できる一日となった。

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 LEICA M10-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

LEICA M10-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4