風凛

昨日は身内のお祝い事の食事会でGWで混みあう小江戸へ。今や国内でも有数の観光地と化した小江戸には地元の人間はあまり近づかない。ましてGWなどは論外だが、おめでたいことなので相方殿と滅多に使わないバスで本川越へ。GW最終日のせいか思ったほどの人出ではなかったがそれにしても浴衣を着たカップルの多いこと。

小江戸は洒落たお店も増えていて地元の人間にとっても魅力的なお店が多い。今回の食事会は「風凛」と言うお店で初めて伺ったが古民家を改造した寿司懐石のお店で間口が狭くて奥に広く、小奇麗な中庭が借景としてあって京都や金沢などにもよく見られる外の喧騒とは別世界のなかなか素敵なお店だった。

肝心のお料理だが次々と運ばれるコースの料理が良質の素材が使われていてどれも美味なものばかりで久しぶりにアルコールなども頂いてとても良い時間を持つことが出来た。今度は夜のディナーやランチにでもぜひ来たいと思えるお店だった。

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 LEICA Q

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ライカでは撮らない世界

先日の相方殿の太鼓撮影でXA20が故障して思うように撮れなかったことは書いた。相方殿には悪いがもし仕事だったら取り返しがつかないところだった。修理も考えたがすでに5年前のビデオカメラで液晶モニタは屋外ではほとんど見えず、今時4Kも無く、今後のことを考えたらもう潮時かと。仕事でも長回しはほとんど無くなった状況で果たして専用ビデオは必要なのか?動画についてはiPhoneでも仕事が出来てしまう昨今、今の自分にはもう専用ビデオは要らないなあ。の結論。

以前、SONYのRX10M3というコンパクトデジカメを使っていたことがあった。大きさはコンパクトではないがいわゆるレンズ一体型のネオ一眼と呼ばれる不人気なカメラだ。ただ、突き抜けた特徴のカメラでレンズはツァイスのVario-Sonnar 24-600mm f2.4-4.0という明るい超高倍率ズームと4Kやハイフレームレートのスーパースロー動画が手軽に撮れたり、それが必要な人には唯一無二のカメラだった。1インチというセンサーはスチールはともかく動画は仕事でも十分使えるレベルなことは分かっていた。やはりこれかな?と。

このシリーズ、すでにRX10M3の後継機としてM4が出ていた。しかもAFが今仕事で使っているα7RM3と同等レベルの性能に進化していてショップで体験してその凄さに驚いた。α7RM3はスチールはもちろん動画用のメイン機でもある。そのサブとしても十分だ。仕事でのXA20の後継として、プライベートではRX10M3で体験した600mm f4.0というライカでは撮らない肉眼を超えた世界を再び残してみたい為。という大義名分?もある。(笑)

今日の写真は以前RX10M3で撮ったライカでは撮らない世界・・・川越近辺は鉄塔の街でもある。

 RX10M3

RX10M3

母と自分のGW

今年のGWは落ち着いている。フリーランスは専ら人様がお休みしている時には仕事に集中している。自分が居る業界自体がそいう傾向だがフリーになって益々その傾向が強くなった。だからと言って別に不満は無く、人様がお仕事をしている平日にお休みを取っているのでむしろ得した気分になる。

毎年GWは少し複雑な気分だった。昨年秋に亡くなった母親が倒れたのがGWの真っ最中。その時はまだ会社勤めでたまたま休日出勤で会社に居た。母の知らせはその仕事中に来た。それから母との長い介護生活が始まった。その為、GWは母も自分もその時の記憶のせいか少し嫌な気分になるのが毎年の常だった。

ただ、今年のGWはその母親もすでにこの世には居らず、そのせいかあの時のことは忘れてはいないが気分はなんとなく落ち着いている。

 LEICA Q

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やはり指導者?

昨日は相方殿が所属している川越藤太鼓の演奏の撮影で気持ちの良いお天気の中、ご近所の伊佐沼で半日過ごした。演奏は2箇所で2回づつあって相方殿からの頼みで自分の演奏を客観的に見たいとのことだったのでムービーで撮影した。撮影はCanonのXA20のズームが勝手に動いてしまうという予想もしない不調で自分が狙った通りにはいかなかったがなんとか納得してもらった。

太鼓の演奏のことは詳しくないが演奏グループによって随分違うことを改めて感じた。川越藤太鼓はリーダーのコンセプトで見て楽しめる太鼓演奏をモットーとして下は3歳から上は還暦近くまでメンバーは多彩でそれぞれの年代に合わせて太鼓のメロディーや見せ方が工夫されていて見ていて実に楽しい。

ところが川越藤太鼓の前に演奏した某高校の太鼓集団は若くて動きも良くて技術も高いと感じたが見ていてちっとも楽しくない。見ている人に楽しんで貰うというより自分たちのパフォーマンスを誇示している感じが強すぎてしかもそれが長いのでいい加減飽きてしまった。仮に技術を競う場ならば納得もいくがお祭り的な場で太鼓演奏を披露することの意味をちと考え直した方が良いのでは?と。

帰宅した相方殿に聞くと高校の太鼓集団にはよくあることで太鼓自体の指導者不足に依るところもあるらしい。太鼓自体は単調な楽器なのでそこで楽しませる演奏を生み出すのは指導者次第ということだそうだ。

 LEICA Q

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YS-11

YS-11というのは戦後初の国産旅客機で1960年代後期に運航を始め、2006年に現役を引退した名機だ。引退はつい最近のことと思っていたがもう10年以上前のことになる。

先週、成田の航空科学博物館に行った折、実機展示としてこのYS-11が展示されていた。ひっそりと展示されていて平日だったせいか訪れる人も少なく、機体の回りに居るのは自分と同年代と思われる方々ばかり。今の若い人たちにはプロペラ機は過去の遺産にしか見えないのだろう。だが、自分は思わず「懐かしい!」と声を上げてしまった。

自分がYS-11に搭乗したのはたしか1992年頃だったと思う。仕事で北海道へ行ったときに札幌・丘珠空港から函館空港まで搭乗した。所用時間は1時間弱くらいだったと記憶しているが、このYS-11に乗ったのは後にも先にもその一回きりだ。だがその時のことは今でも鮮明に記憶している。なぜか?恐怖感以外は記憶していないから。

YS-11は今のジェット機とは違って双発のターボプロップエンジン、つまりプロペラ機、当時としては小型機に見えなかったが今のジェット旅客機に比べれば小型機に近い。ゆえにエンジン音と振動がもろに機内に伝わってくる。その上、離着陸時の上昇と降下における機体の傾き方たるやアトラクション状態。その頃も飛行機は好きだったのだがなぜか怖い記憶しかない。ゆえに鮮明に覚えている。それでも全ての機体が引退してしまった今ではもう乗ることも適わず、貴重な体験だったと言える。

 LEICA M9-P / SUPER-ELMAR-M 21mm f3.4 ASPH.

LEICA M9-P / SUPER-ELMAR-M 21mm f3.4 ASPH.