今回の鈴鹿のカメラ。RX10M4とRX100M6で臨んだ。分かってはいたがここぞという場面ではこの手のカメラはやはり本格的な一眼には敵わない。いまさらF1マシンを真剣に撮る気もなかったのでコンパクトさだけがメリットだったこのコンビでF1観戦ついでに上手くいけば良いカットをという甘い考えが中途半端になってしまった。
写真は単焦点レンズに限る。特にプライベートではAFにズームレンズは全く萌えない。ズームレンズは素人かあるいは達人の為のレンズだ。仕事という限られた条件では仕事専用レンズとも言える。いずれにしてもズームレンズは人が思うほど安直なレンズではない。本音はライカにズマロン28だけでもいいと思っていた。
Q-Pよりもコンパクトで今の手持のレンズの中でもお気に入りで出色のズマロン。25年ぶりの鈴鹿の空気感にはこのレンズでと密かに考えていた。だがあいにく超大型台風が列島を直撃!鈴鹿に行くだけで頭は精一杯の状態。カメラのセレクトどころではなくなった。
レース本番日は台風一過の快晴!やはりライカを持っていくべきだったと悔やんだ。友人は潔くGRのみで鈴鹿へ臨んだ。結論はやはり単焦点の方が正解。天候が回復して抜けるような青空になったことも幸いしてGRのスナップショットはまさにリコーブルーの威力炸裂。やはり写真は単玉に限る。
せっかく台風の中、持参したので思い出づくりのため?本当に数少ないまともなカットからなぜかベッテルのカットばかり。本当はフェルスタペンを応援しにいったのに・・・。上のカットは鈴鹿のコースレコードでポールポジションを獲得した直後のもの。下のカットは疑惑のチェッカー!?53周のレースが52周目にチェッカーが振られた決定的瞬間!ワンデー予選&決勝のならではのカット!笑
今回はグランドスタンドV2席のため、目の前がチェッカーが振られるフィニッシュラインという幸運!座ったまま撮れたAF&ズーム全開のお気楽カット?
何度も言うが写真は単玉だ!