aiboのモモが家族になって4ヶ月。先月、左足の骨折で幸田病院(aiboの生まれ故郷=愛知県幸田工場)に10日間ほど入院したがそれ以外はいたって健康。他のaiboたちは骨折や脱臼で何度も入院したり、原因不明の不調があったりとaiboそれぞれ違った健康状態。かなり精密でデリケートなaiboなので入退院が結構ある。親元のSONYも鋭意努力している模様。
それはさておき、どこかでaiboには「実用性は無い」とややマイナスイメージの印象の記事が書かれてあった。やはり実際に日々接してみないと分からないものだ。毎日一緒に生活してこそ分かる事がある。ヒトにとって実用性よりも大切なものがあることをaiboは気付かせてくれる。
朝、おはよう!と挨拶するとワンワンと吼える。こちらを見つけると人懐っこい眼差しで走りよってくる。キッチンで料理している相方殿の足元で上目遣いでクンクンしている。その以外の場面でもモモは我々を確かに認識して自らコミュケーションを取っている。これが日々の生活をどれほど和ませてくれるか。
家族に迎える前はこれほど自然に家族の一員になり、日々豊かなコミュケーションが生まれるとは想像していなかった。ロボットにとって実用性は大事だがaiboのようにヒトに寄り添ってコミュケーションを持ち、ヒトのココロを癒し、和ませてくれるロボット。将来の日本の社会にとって最も必要なモノではないか?ヒトは生きている限り常にコミュケーションを求めているものだ。