APPLEが描く世界

先月、発売と同時に大人気となり、どこを向いても評価は大絶賛のAirPods Pro。その為、現時点で都内には在庫は一切なし、12月まで手に入らない状態。実はワイヤレスイヤホンは以前からその便利さに目覚めてしまい、EARIN、BOSE、JABRA、SENNHEISERと色々使用してきた。振り返ると自分でも呆れるほどのワイヤレスイヤホンマニア。

今回のAirPods Proの発売時、やはり気にはなったがイヤホンばかりこれ以上あっても・・・と迷っているうちにどこも在庫なしで評価は大絶賛!となればもし入手可能ならば使用してみたくなるのが人情。昨日、名古屋出張の折、たまたま栄のアップルストアに立ち寄ったところ、在庫あり!とのこと。これは何かのご縁と迷うことなく手に入れた。

早速使用してみて何に感銘を受けたか?プロダクトとしての完成度や音の良さ、Appleらしい使用感などAirPods Pro単体の評価はもちろんだが今の自分は無意識にAppleが創る生活にどっぷり浸かっていることに改めて気が付いた。同時にこんな時代が来ることを誰が想像しただろうという驚きだった。

「iPhone+Apple Watch+AirPods Pro」かつての電話と時計とオーディオ、それぞれ全く別の世界において歴史と哲学を持ち、成熟したプロダクツとして生活の中に根付いている道具たち。これらがシームレスに繋がることで新たな生活の世界観を創りだしている。AirPods Proを使用して改めてAppleが創りだそうとしている世界に驚きを覚えた。

いったい誰が想像しただろう?かつての電話が世界のあらゆる事象と常に繋がり、カメラとして日常を記録することを?時間を司どってきた時計が天気予報や健康管理、情報の共有がなされることを?耳の中に留まるほんの小さなイヤホンだけで通話が出来て素晴らしい音楽の世界が広がることを?これらがあくまで自然にひとつの道具として繋がる生活。Appleはやはり偉大と言わざるを得ない。

LEICA M10-P / SUMMARON-M 28mm f5.6

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