サイレントストーン

先週は相方殿が胆石の腹腔鏡手術で週初めから週末まで入院していた。別に何かお世話が出来るわけではないがやはり心配なので病院に出たり入ったりで、週末には大阪出張と何かと慌しい週だった。自分も10年以上前に胆石の手術を同じ腹腔鏡で経験しているので何となく理解はしていたが、今は術後5日には退院が当たり前だそうだ。

自分の時はそんなに早く退院したかどうか記憶は曖昧だが、最近の術後の回復の早さには驚いている。先週末に退院して今週は自宅で普通の生活に戻り、今はもうお仕事に勤しんでいる。その昔、亡くなった母親は同じ胆石で開腹手術をして1ヶ月くらいは普通の生活には戻れなかった。いやはや医学の進歩は素晴らしいものだ。

周りには意外と胆石持ちが多い。胆石の事をサイレントストーンと呼ぶらしいが、今の医学では一度だけでも痛みが出た場合は即手術をした方が良いとの担当医の弁。相方殿も7月に一度だけ強い痛みが出て即手術となった。今はそういう時代らしい。

LEICA Q-P

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保護フィルタ

レンズフィルタ、特に保護フィルタについては人それぞれの考え方があるようだ。自分は仕事の場合は保護フィルタ類は一切付けない。撮影目的によってはPLフィルタは使用するケースもあるがその他のフィルタ類は使ったことがない。理由はレンズ自体の光学性能を損なう可能性がゼロとは言えないから。

当然、プライベートで愛用しているライカも同じ事が言える。いや言えたといった方が正しい。銀座の匠のアドバイスを頂く前までは・・。ライカレンズこそ最高の光学性能を持ったレンズでそれを損なうなど邪道だと考えていたし、オールドレンズに至っては個々のクセが個性でそれを邪魔するようなモノは一切付けたくなかった。

ただ、数年前、銀座の匠にレンズ修理で伺った折、板村さんはフィルタは付けないのですか?と聞かれ、控えめに持論を伝えたところ、厳密に言えば自分には写りのことは分からないけれどライカレンズで素のままのレンズは目に見えない埃や汚れがこびりついていてクリーニングしても取れないことが多々あるとのこと。いい加減に扱っていなくてもこれは避けられないことだと。

長い年月を経るとコーティングも損なれることもあって、ライカレンズは長く使えるものだし、高価で貴重なものも多いので出来れば保護フィルタは付けておいた方が賢明だと。持論はあったがそう言われると普段からライカレンズは人類の財産で自分が死んだ後も誰かに使われる運命と考えていたのでその日から保護フィルタをつけることに決めた次第。

言われてみれば保護フィルタの有る無しの写りの違いは厳密に言えば自分にも見分ける自信はない。少々不遜な言い方だが仕事用のレンズは替えがいくらでもある、だがライカレンズの替えはない。人類の財産の為に持論を少しだけ曲げたのだ。ちと大袈裟な言い方になるが・・・。

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モダン亭太陽軒

昨日はプライベートでちょっとした記念日だったので地元川越のモダン亭太陽軒へ。洋館風の西洋料理店で建物は国の登録有形文化財。最近SNSなどでにわかに有名になっている川越スカラ座という老舗の映画館の隣にある。

「県産の食材などを使用して料理人の工夫、店舗の雰囲気など豊かさを実感できる埼玉ならではのグルメ」ということで埼玉県S級グルメに指定されているらしい。お店は雰囲気も料理も和洋折衷の趣きで独特の空気感。観光客よりも地元の人に愛されている料理店で好感が持てた。

肝心の料理は独特で一見フレンチ風だが味は和風にアレンジされていてどちらかと言うと薄味、食材そのものの味を大切にしていて体に優しく我々世代にはちょうど良い味付け。盛り付けもお皿も大正ロマン風でこういう料理店は今まであまり経験した事がない。

ランチもディナーもコースのみで何種類かある。昨日はディナーコースの中で一番リーズナブルなコースだったがそれでも十分堪能できた。この先も季節ごとの食材などが楽しめそうなので次回は秋にでも行ってみたいと思う。

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愛しのSUMMILUX

一番のお気に入りで常に傍らにあった「SUMMILUX-M 50mm f1.4 ASPH. BlackChrome」がドイツ送り3ヶ月コースとなってしまった。ライカ銀座で予約購入して約3年、さほど過酷な状況で使用していたわけではないがフォーカスリングに変なガタが出始めたのが昨年暮、微妙なガタだが気になり出すとやはり使用頻度も落ちる。M10-Pのセンサークリーニングで銀座へ寄ったついでにサービスで見てもらうことにした。

予想では何がしかの締め直し程度で治ると思っていたがさにあらず、かなりの重症とのこと。通常使用の新品から3年弱でこんな症状は初めての経験、サービススタッフも見たことのないガタだと。その上、ASPH.レンズは特別な機械を使用しないと調整出来ず、国内では無理とのこと。ドイツ送りは何年ぶりだろう?久しく経験していなかったので驚いた。

それにしても相変わらず要する時間は3ヶ月とのこと、今時こんなことを真顔で言えるメーカーはライカだけ。ショックだったが仕方ない。生まれ故郷で完治して早く戻ってくる事を祈るしかない。心配なことはこういうケース、良からぬ感情が沸き起こること。ライカという病はカメラにしてもレンズにしても何かが居なくなると代わりになりそうなものを物色し始める傾向がある。耐えられるだろうか?

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Q2はQ-P?

先日、M10-Pのセンサークリーニングの為、久しぶりにライカ銀座へ足を運んだ。平日のせいかサービスもショップもお客は私ひとり。顔見知りのスタッフとしばしQ2談義。初めて触った印象はかなり洗練されてM10-Pに感じた高い完成度。インターフェイスもM10-Pと同じになってボタンもすっきりで操作性もすこぶる良い。余談だがデジカメには付き物だったゴミ箱アイコン、これを無くしたのは目から鱗でライカの慧眼。

肝心のQ2だが少々大きくなったレンズのスペックはQと同様、デジタル部は約4700万画素のセンサー、防塵防滴仕様、進化したEVF、その他細かい点ではボタンのM10-P化、メインスイッチ、マニュアルフォーカシンングリングも感触が良くなった。細かいところで全てがブラッシュアップされた。スタッフとの会話で結論としてこのQ2が実は真のPではないの?と。

仕事柄5000万画素クラスのデータの価値とハンドリングの大変さは分かっているがQのメイン用途であるスナップシューターにとって4700万画素が必ずしも必要とは思えない。PCや周辺機器にもかなりの負担増になる。これはプロが余裕を持ったデータ量が欲しい時、あるいは繊細で緻密な描写の画像が欲しい時、それらを過酷な条件下でもトラブル無く目的が達せられること。これこそプロフェッショナルモデルが必要としてるスペック。まさに今回のQ2がそうだ。

ついでに75mmクロップの話も出たが、28mmレンズでの75mmクロップはただ撮れるということだけで本来のレンズ描写とは別次元の話。その場で75mmの切り取りでSNSにアップするユーザー向けで今時の風潮にライカも合わせたということ。そのスタッフとも本来の焦点距離が持つ意味としては否定的ということでは同意見だった。

欲を言えばズミクロン50mmクラスのスペックで同じレンズ一体型のQの標準レンズバーションを出してくれたら75mmクロップも賛同できる、と。Qの28mmベースの35mmクロップ、Qの50mmバージョンで75mmクロップ、28と35で広角系、50と75で標準系。これが自然で理想的なクロップ。ということでここでも同じ意見で大いに盛り上がった。

Qの標準レンズバーションを出したらかなり売れると思うのだがライカ社の担当殿、如何かな?

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