縁を紡ぐカメラ

このサイトは仕事メインのサイトデザインになっている。オファーを頂いて撮影した空間作品をショーケース的に見て頂き、ブログでは日々の日記的な内容で自分自身の素の姿を良くも悪くも知って頂くようにしている。そんなことで仕事の依頼を目的にしたガチガチのPRサイトにはなっていない。それゆえに仕事に直結することはそう多くはなかった。

それが今年になって仕事の問い合わせが増えてきた。ほとんどが個人のデザイン事務所の方々からだが、先日、この業界では大手で老舗の会社のデザインセクションの方からのお問い合わせを頂いた。業界では著名な会社なので以前から存じ上げていたがこれほど大手の会社からの問い合わせは驚きと共にフリーランスにとってこのようなオファーは大変ありがたく、喜んでお受けしたいと思った。

先日、その会社にお伺いして担当の方々とお会いしたところ、声をかけて頂いたきっかけのお話と共通の知人が居たことなどのご縁を知って世の中は広いようで狭く、やはりどこかで繋がっているのだと改めて感じた。そのご担当の方はLEICA Qを所有され、その他にもバルナックのⅢgも所有されているライカユーザーでLEICA Qをきっかけにこのブログにご訪問頂き、今回のご縁となった。

今までもライカは様々な出会いを生んできてくれたが、今回も新たな出会いを生んでくれた。目には見えないご縁を紡いでくれるカメラ、そんなカメラはライカしかない。

LEICA Q

LEICA Q

Qの普遍性

HKT48を卒業した指原莉乃さんが11年間頑張ったご褒美にカメラを購入したとツィートした。昨日の事だ。自分も誰かのリツィートで知ったのだがサッシーは色々と気遣ってカメラの背面画像の一部のみでしかもメーカーが分からないようにボカした写真をアップしたのだがフォロワー数が250万人近い人気者の定めなのかすぐにカメラの詮索が始まった。

自分はユーザーゆえひと目でLEICA Qということは分かったのだけれどさすがにその背面画像だけで分かる人はほとんど居なかった。ただ、中には一握りのコアなフォロワーが分かってそれがすぐにネットニュースになってしまってサッシーはやめて欲しいとツィートしたが後の祭り、いつものことだがライカ=高価というところに注目されてしまっていやはや人気者は大変だと改めた感じた次第。

Q2が出た後でもQを選ぶ人が少なくないと先日のライカ銀座でのスタッフとの会話の中であったことは以前書いたが、そのスタッフが購入するのは芸能人も多く、先日もジャニーズの若い子がQを指名買いしていったと話していた。芸能人と関わっているカメラマンのお勧めらしく、今回のサッシーも同じ理由のようだ。その他にも女優の長谷川京子さんもQユーザーだ。

シンプルで美しいデザイン、ズミルックスが生み出すスマホとは別次元のイメージ、マクロも実用でそれがAFで簡単に撮れる、面倒なレンズ交換も無いというのは感度の高い芸能人のセレクトとしては頷ける。プロダクトとしてのデザインと生み出すイメージ、カメラとしては基本的なことだがその完成度が高ければ価値は色褪せない。ライカは確かに高価だがリリース後すでに4年を経ているQが今でも選ばれ、この先も長く愛用できるとしたら決して高価過ぎるモノではない。

LEICA Q

LEICA Q

P-FRIEND

昨夜はいつの間にかQ-Pユーザーになっていた金沢の高橋氏とこちらのライカのお仲間と軽く一杯の集まり。計らずもQユーザーが3人、ブランニューのGRユーザーが1人で28mmユーザーの集会に。みなさん年代的にはほぼ?同世代で話もお互いの愛機のことであちこち飛びながらもそこはやはりライカ繋がりで濃いお話に終始した。しかも自分以外のQ-Pユーザーは初めてだったのでなかなか貴重な時間となった。

タイミング的にはやはりQ2についてひとしきり、Q2の画素数はやっぱり必要ないとか、75mmクロップは最低だとか、意外と重くなっていてNGだとか、仕上げはQ-Pのパウダーが最高だとか。身近でQ-Pユーザーは居ないのでまあ手前味噌は分かっていても改めてQ-Pの良さを再認識した。彼は特にパウダー仕上げの肌触りは常に触っていたいくらい気に入っているとのこと。

Q-Pのパウダー仕上げはライカでは初めてで肌触りも当初は違和感があったが言われてみれば確かに素晴らしい。写りとは直接関係無いがカメラという道具は常に手の中にある道具、手に伝わる感触は非常に大切。しかも当初は懐疑的だったが塗装の耐久性は確かに凄い、少々の事ではキズは付かない。ステルス仕様も他人様の撮っているスタイルを初めて見たがまさしく真っ黒で存在が消える!Q2が出た事で早晩ディスコンになるだろう。Q-PはQとQ2の狭間で短命なモデルになりそうだ。

LEICA Q

LEICA Q

RIKA KIHIRA

フィギュアスケートの紀平梨花さん。今自分が一番熱い視線を注いでいる選手だ。フィギュアスケートには以前からご縁があって2年前までは毎年年末に仕事で全国のスケート会場に足を運んでいた。そこで幸運にも浅田真央ちゃんや安藤美矩さん、高橋大輔君、織田信成君、レジェンドになる前の羽生結弦君などの滑りを目の当たりにしてきた。

一昨年の暮にその仕事を終えてフィギュアスケートを会場で生で観ることはなくなってしまった。ちょうどそのタイミングで彗星のように現れたのが紀平梨花さん。浅田真央ちゃんに憧れ、トリプルアクセルを武器に昨年から国際大会5連勝中だが今シーズンのフリー演技には特に魅せられている。

カナダのジェニファー・トーマスの名曲「A Beautiful Storm」と紀平さんのスケーティングが創り出す世界は何度観ても魅せられてしまう。これほど曲とスケーティングがマッチして感動を与えてくれるフリー演技は今まで観たことがない。真央ちゃんのソチのフリー演技も心の底から感動したが真央ちゃんにあった悲壮感やプレッシャー感とは違う紀平さんの伸び伸びとした演技には爽快感すら感じる。

紀平さんのスケーティングには上手さ、柔らかさ、優雅さ、しなやかさ、強さが全て感じられ、他のスケーターとは一線を画す魅力がある。持って生まれた身体的資質に加え、日々のトレーニング、音楽の解釈と演技力、本番での冷静な判断力と勝負強さなど全てが備わった今までの日本人スケーターにはない稀有の能力を感じる。まだ16歳にもかかわらず、常に前向きで誠実な受け答えにも敬服する。

昨年のグランプリファイナルでの演技を観てこれはぜひ生で紀平さんの演技が観たい!と強く感じていたが運よく3月のさいたまスーパーアリーナでの世界選手権、女子フリー演技のチケットが手に入りそうなので今から楽しみで楽しみで仕方がない。

LEICA Q

LEICA Q

フルサイズミラーレスの憂鬱

フルサイズミラーレス機の世界はニコンからZ6、Z7、キヤノンからEOS Rが出てソニーのαとガチの勝負になってきた。現在、自分の仕事ではEOS-5Dsとα7R3の2機種をメインで使用している。EOS-5Dsは常に三脚に据えてフルの5000万画素をベースに中判カメラ的な使い方。他は全て2台のα7R3を使用している。

先日、ある仕事でもほぼ全てα7R3でカバーした。カバーしたと言うよりαでなくては仕事にならなかった。ある仕事では超高感度、サイレント撮影、マニュアルピント、ロースピード連射モード。次の仕事ではコンティニュアス+ロックオンAF、サイレント撮影、ハイスピード連射モード。どちらもチルト式のモニタ使用。従来の一眼レフのEOSでは全く太刀打ちできない仕事だった。

軽い、小さいというのはソニーフルサイズミラーレスの謳い文句だったが今はミラーレスのメリットを生かしたパフォーマンスで無くてはならない存在になった。この流れを作ったソニーの功績は大きい。ニコンもキヤノンもやっとリリースはされたが今のモデルではまだまだフラッグシップ機とは言えないし、レンズを含むシステムも未完成だ。今のソニーに追いつき、追い越すのはさすがの2社でも並大抵のことではない。

ただ、本音を言えばそう簡単に超えられても困る。昨年末、ソニーからα7R3が出たと同時に思い切ってキヤノンからソニーにメインシステムをチェンジした。キヤノンで残したのは5DsとTSE17、TSE24、EF11-24の3本のみだ。だがまたキヤノンにメインを戻すと言うのは仕事とは言え、そう簡単な事ではない。ミラーレスの進化は大歓迎だが少々憂鬱な気分になる。

LEICA Q

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