ムギとイネ

ウチのお猫様たちは懐いてくれない。少なくとも私の周りに纏わりついたり、私が愛でようと近づいたりすることは不可能に近い。ただし、自分たちの都合で近づくことは多々ある。特に相方どのが買い物から帰って台所に入ると二匹揃ってソロリソロリと近づいてくる。お目当ては大根の葉っぱ。胃の中に溜まった毛繕いの毛を出す為だ。家猫で外には一度も出たことの無い彼らにとって大根の葉っぱは必需品らしい。

雄の黒猫ムギと雌の三毛猫イネ。決まってムギが偵察隊でその後からイネが付いて来る。少々お頭が弱いムギと賢くて用心深いイネ。人間と同じように性格が違って兄妹猫の二匹の中でもヒエラルキーがあって実に面白い。里親募集でウチに来てもう6年、立派な家族だがもう少し懐いてくれると嬉しいのだが間々ならないものだ。

LEICA M-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

LEICA M-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

変革期

ホンダがもがいている。F1しかり、自動車業界の再編しかり、ホンダの長い歴史の中でも初めてのことではないだろうか。本田宗一郎がカリスマだった時代とはもう違う。盛んに言われる言葉だ。そうだろうか?モノ創りの原点はいつの時代も変わらないはずだ。求められる事を求められる時に求められる場へ提供する。その為に誠意と情熱を持って努力する。このことは普遍のはずだ。

今のホンダは勝負する場所や時、判断のタイミングなどが少しづつズレていたり、遅れていたりしているだけで原点の持つべきスピリットはいつの時代も変わらないはずだ。少なくとも私はそう信じている。デジタルカメラの世界でも似たような現象が起きている。今やSONYの勢いはCanonやNikonを脅かしつつある。求められる技術が時代とともに大きく変化し、いわゆる写真機の世界とは違う世界と言えるセンサーやエレクトロニクス、制御などの技術が重要なキーアイテムになりつつある。

自動車業界も同じだ。今のところ日本のメーカーにおいては自動車業界だけで再編が進み、本当の変革になっていない気がする。その流れからホンダはひとり取り残されつつある。という見方が大勢を占めているがそうだろうか?例えばホンダはソニーやアップルと組んで車を創ったらどうだろうか?そういう大胆な発想や視点が必要な気がする。F1も自動車業界もその世界だけで結果を求める時代ではない気がする。

LEICA Q

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ULTRA JAPAN 2017

先週末は毎年恒例になったULTRA JAPANの現場だった。今年は台風18号の影響で撮影スケジュールが二転三転。台風が近づく前の初日午前中と台風が過ぎ去る最終日の午後に集中的に撮影を済ませる予定で現場に臨んだ。結果的には予想が少しズレて、最終日は台風一過の夏日になり、初日の撮影分ほぼすべてが撮り直しになった。屋外イベントではよくあることだが最終日の暑さにはさすがに参った。

ULTRA JAPANは日本で開催されるようになって今年で4回目。主催者側も来場者側もかなりこなれてきてそれなりに立派なイベントになってきた。ただ、国内のイベントでは珍しくアルコールオッケーのイベントでかつ元々超盛り上がるイベントなので日暮れから夜にかけてはもうなんでもありの雰囲気になってこちらは仕事で素のままで入っているのでそのギャップたるは何回経験しても付いていけない感じ。

昨年まではもうこの歳ではキツイなあ、と考えていたがこういう旬の若者のイベントに直接触れられる場は貴重でありがたいと考えられるようになり、元気な限り続けていけたらと思っている。

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後輩、その後

先月、後輩が大きな手術を受けることを書いた。昨日、その後輩のお見舞いに船橋の医療センターへ行ってきた。はじめは心臓の手術と聞いて、胸を開く手術の後の状態は如何なものか?と危惧していたが、病室を訪ね、相部屋のカーテンを開けた瞬間、その表情は入院前に会った表情とまったく変わりなく、正直拍子抜けしてしまった。その後はホッとして思わず、なんだよ本当に胸切ったのかい?と。

詳しく聞くと具合の悪かった心臓の弁を当初は人工弁を装着する予定だったのが実際に開いてみると弁形成手術でも可能だった為、そちらに切り替えて手術を行ったそうだ。弁形成術のメリットは術後の感染や合併症の危険が少なく、回復も圧倒的に早いそうだ。その為、彼の場合は術後約10日ほどで退院予定でこちらもビックリするほどの回復状態。実際に胸の傷を見せて貰わなければにわかに信じ難いほどだった。

思えば普段からの彼の節制した生活態度のお陰で術後の回復も早いとも言えるわけで、何はともあれ、得がたい後輩であり友の手術が無事終わったことを感謝したい。

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井上尚弥の勝利

昨日のWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチでチャンピオンの井上尚弥がワンサイドで相手をギブアップさせてしまった。正式には6ラウンド終了時点でのTKO。相手を6ラウンドで戦意喪失させてしまった。世界タイトルマッチでは大変珍しいことだ。ロマチェンコという階級の違うチャンピオンが世界タイトルマッチで3回連続でギブアップさせて話題になったばかり。世界レベルで相手に試合を放棄させてしまうほどのダメージを与えることは至難の業だ。歴代の日本人世界チャンピオンでも記憶がない。

井上尚弥については以前のポストで書いた。ボクシングを長く見てきて今までの日本人チャンピオンの中でも間違いなくナンバーワンではないかと思えるほどのボクサーだ。オフェンス、ディフェンス、パンチ力、スピード、どれをとっても一級品だ。常々、アスリートにとって一番大切なものは「バランス」だと思っている。井上尚弥は見ていてバランスが素晴らしい。また何より今の井上尚弥が負ける姿が全く想像できないと感じるほどだ。今回はアメリカのカリフォルニアでの興行だったがこれが大成功したことでこれから世界的なボクサーに成長する第一歩を踏み出したと言える。本当に楽しみなボクサーだ。

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