素振り

あるプロカメラマンが日々カメラを持ち歩き、あらゆる被写体に反応して常にシャッターを押していると。それを「素振り」と呼んでいた。野球を経験した人間ならば分かる。言い得て妙だ。

自分も常にシャッターを押すまではいかないがカメラは持ち歩いている。仕事柄、被写体は都市景観や建築などの光と影に目が行ってしまうが本来そこは何でも目に入ったモノを反射的に撮ることが「素振り」なのだろう。

だが、長年染み付いた「カメラアイ」はそうそう変えられない。心と頭に反応した絵を意識しつつ、最適なポジションで素早くシャッターを押す。これでも自分的には「素振り」になっている。肝心なことは幾つになっても日々精進かと。

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Recent Kawagoe

観光客用のお洒落なお店、多国籍な外国人、レンタル和服・浴衣だらけ・・・最近の川越の風景。これも現代の川越。写真として残す価値が無いわけではない。

全て素のHNCS(ハッセルブラッドナチュラルカラーソリューション)補正無し!恐るべしハッセルブラッド。

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自己流PKR

珍しく休日の撮影業務の後、早めに撮影が終わったのでお台場海浜公園からレインボーブリッジプロムナードへ。ここからの眺めは冬の光を受けた都市の景観や訪れる人々が輝いている。特に快晴の午後は素晴らしい光景に出会える。

大昔、フイルム時代に好きだったコダックのコダクローム64プロ(PKR)は発色が独特で全体に彩度が低い印象を受けるが原色に近い色は鮮やかで全体に墨を含んだような色合いで特にシャドウ部の諧調が得も言われぬ魅力があった。

ハッセルブラッドの中判デジタルのカラーサイエンスはHNCS(ハッセルブラッドナチュラルカラーソリューション)と呼んで見たままの色合いを忠実に再現することで有名だがそのHNCSを少々PKR風に仕上げてみた。あくまで自己流PKRだがデジタル時代でもフィルム時代の色の記憶を持っていることは良き財産だと思う。

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伊佐沼

自宅から最寄りの処に伊佐沼がある。埼玉で一番大きい沼で一年を通して水鳥が生息し、絶滅危惧種の野鳥や四季折々の風景が見られ、地元のカメラマンも多く見られる。

今の時期は色合いは寂しげだが空気が澄んでいて冬らしいシーンに出会え、夕暮れ時には夕陽に映える富士山も望められる。近隣には直販所やふれあいセンター、キャンプ場もある。人気があるようで休日には遠方からも多くの人が訪れる。

ここ数年は沼の形が少し変わり、以前ほど足が向かなくなった。仕事ではズームレンズも多用するがプライベートでは単焦点レンズオンリー。ひとつの焦点距離でモノを観ることは写真本来の原点に立ち戻れて写真感覚がリセットできる。

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