原点の大切さ

昨夜の全仏テニス。第一セットの錦織圭の調子は酷かった。このままアッサリ負けてしまい、そのままランクも落ちてますます酷い状態になることも予想された。
ところが、テニスはやはりメンタルが占める割合が多いスポーツだ。解説の松岡修三も言っていたが我慢のしどころでどれだけ素直に向き合えるか?原点に戻ってひたすら自分のテニスができるか?自分のラケットを友達と思えるか?もう技術云々ではないらしい。

TVの画面と松岡修三の解説でしか推測はできないが、体調も足の具合もメンタルも最低の状態から逆に力が抜けてひたすら忠実にボールを返すことを続けているうちに暗いトンネルを抜けていつもの圭が戻ってきた。そんな印象を受ける試合だった。第1セットが0-6だったのが第4セットの6-0はその証。
トップアスリートになると一部のバランスが崩れることによって試合中にそれを正しい方向へ戻す本能が働くかのように思える。最後は本調子の時のような躍動感が蘇って最終セットの結果となった。
試合後のインタビューで「後半はラケットにボールが乗ってきているのが分かった」と。「自信がついてきた」とも。昨夜の試合は色々な意味で非常に面白かった。準々決勝のマレー戦も期待が持てる。

 LEICA M-P / SUMMILUX-M 50mm f1.4 ASPH. Black Chrome

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