来た道

最近、SNSを見ているとQやM10などを入り口にして若いライカユーザーがかなり増えてきたような印象がある。意識高い系の若い人たちが思い切ってQを購入してライカの魅力にハマり、次にM10やM8・M9などに行くというパターン。さらにリーズナブルで古いレンズを手にして現代のレンズには無い柔らかさや繊細さに心を動かされる。そうして本格的にライカにハマっていく。他人事ながらなぜか嬉しい。

その後は経済的に余裕のある人は現行の高価なライカレンズをすぐに手にする。そこまではという人は安価なオールドレンズや国産の手に入れやすいレンズに行く。だが、その後はライカの現行レンズやレアなオールドレンズに行ってしまう。国産レンズにもライカに負けない写りをするものも多い。それでもライカには実際に使った者にしか分からない魅力が大きな口を開けて待っている。

あのユーチューバーのジェットダイスケ氏も昨年暮にとうとうライカを手にした。国産デジタルカメラやレンズについてはユーチューブを通じて多くのインプレッションを拝見していたが、ことライカに関しては距離を置いていた印象だったが自分へのご褒美ということでM10-Pを手にしてしまったようだ。そして予想通りすぐに安価なLズマロン35mmを購入し、α7R3とM10-Pの比較インプレッションを上げている。特にM10-PとLズマロンの組み合わせには早速惹かれたようだ。

ズマロンを入り口にこれから新旧の高価なレンズを手にしていくと思う。今は高価なライカレンズなどとてもとても手が出ませんと謙遜しているがおそらく手にすると思う。それはライカという道に踏み込んだ多くの人が来た道だから。そしてこれから氏がライカへどっぷりハマり、どんなインプレッションを上げ、氏の作品がどのように変化していくか楽しみだ。

LEICA Q-P

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