お気に入りの「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」が黄金色に染まるこの季節。毎年楽しみにしているのだが今年の様相は少々違っていた。近隣でのクマの目撃情報で立ち入り制限区域があり、夜間はさらに制限が狭まって撮影も自由にというわけにはいかなかった。メタセコイアの色づきも振り返れば一昨年あたりが一番美しく、季節の移り変わりが変わってきていることを実感する。毎年変わることは逆に楽しみでもあるがさて来年はどうなることだろう?
HasselbladのXシリーズは人気があるとは言えないが手にした人にしか分からない魅力がある。最後はX1D2やX2Dを使ってみたいと言うベテランカメラマンも少なくない。中判センサーによる豊かな諧調やボケ過ぎない緩やかなボケ味、言葉ではなかなか伝えきれない描写の奥深さ、何より高齢者に優しいインターフェイスなどカメラや写真との付き合いが長ければ長いほどXシリーズの良さが沁みてくる。終のカメラと言えるかもしれない。