人気のM9-P

このブログのエントリーのランキングで常に上位に来るM9-P。いまだに人気のようだ。M型ライカ伝統の採光窓のあるデザインとコダック社製CCDセンサーが生み出す絵に魅力を感じているファンがまだ少なくないようだ。

自分は残念ながら昨年M10-P購入時に手放してしまったがM9時代からアップグレードしたM9-Pまでトータル9年近く愛用した。おかげで撮影した画像はかなりの量がある。

M9系の魅力のひとつにJPG用ビンテージモノクロがあった。デフォルトで用意されていたがM9でのモノクロといえばこればかり使用していた。今見ても好ましい色気。M10-Pにも欲しいモノクロだ。

LEICA M9-P / SUPER-ELMAR-M 21mm f3.4 ASPH.

LEICA M9-P / SUPER-ELMAR-M 21mm f3.4 ASPH.

Test From Ipad

このウェブサイトはSquarespaceというサービスを利用している。しばらくお休みしていたウェブサイトを一昨年の6月に再スタートした折、様々なWEBサービスがある中からデザイン性が優れていることと国内ではまだ利用者が少ないという理由でSquarespaceを選んだ。

また、ブログについては再開した時から写真と文章を満足いく形でアップするにはPCからがベストと考えていた。だが、先月新型のiPad Airを購入したことをきっかけにSquarespaceのiPad専用アプリからのアップもトライしてみようという気になり、遅まきながら撮影した画像を文章と共に速やかにアップすることをテストしてみた。

写真はM10-PからLeicafotos経由でjpg保存、iPad用のPhotoshop Lightroomで補正、フリーアプリでリサイズ後にアップした。今更感はあるが今後の出張時や旅行時などに使えそうな感じ。今やiPhoneやiPadでもRAW現像が可能な時代、PCレスでいつどこからでも高画質な画像をアップできる。この手の進化のスピードについていくのも正直楽ではないがひとつ学べたと前向きに捉えよう。

今日は雲の形とコントラスト、空の青さが印象的な日だった。

LEICA M10-P / SUMMARON-M 28mm f5.6

LEICA M10-P / SUMMARON-M 28mm f5.6

FIRST STYLE

SUMMARON-M 28mm F5.6は往年の銘玉LマウントSUMMARON 28mm f5.6の復刻版として2016年にオリジナルと同じレンズ構成、仕上げも同じシルバークロームで発売された。その通称赤ズマロンが今年の2月にリミテッドモデルとしてマットペイントのブラックバージョンがリリースされた。ペイントと謳っているが実物はブラッククローム調。奇しくもブラッククロームのM10-Pともグッドマッチングとなった。

オリジナルも復刻版も共にスタンダードモデルはシルバークロームのみの為、ブラックの赤ズマロンはライカにとって初のモデルとなった。復刻モデルとなればフィルム時代の外付けファインダー28mm/SLOOZが良く似合う。ELMARIT 28mm / 1stを所有していた時のものをレンズ本体を手放した後も大切に保管していたことが役に立った。余談だがライカのアクセサリは絶対に手放してはいけないという金言がある。特に古いものはコンディションの良いものが年々入手し難くなってきているからだ。

M型ライカの長い歴史の中でブラックの赤ズマロンとSLOOZのスタイルはFIRST STYLEとなる。ライカフリークにとっては堪らない姿だ。このスタイルを眺めては一人悦に入っている。ブランデー片手になんて言えればオツだが最近はもうアルコールはNGなので眺めているだけだ。

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LEICA M10-P / SUMMARON-M 28mm F5.6

LEICA M10-P / SUMMARON-M 28mm F5.6

EMOTIONAL SPORTS!

この時期、WOWOWのテニスが熱い!毎年、グランドスラムの時期にはWOWOWに釘付けになる。全豪、全仏、全英、全米と4大大会は夜から朝方までCM無しの生中継!民放の地上波では考えられない。最近強く思うが世界レベルのスポーツはもう地上波では無理な時代だ。今回のサッカー、コパ・アメリカの日本代表戦もDAZNのみの中継になったらしい。もはやスポンサーやTV局の思惑に左右された番組を無理やり観させられる時代ではないと痛感する。

ところで自分の世代ではテニスは軟弱なスポーツというイメージが強かった。だが毎年、WOWOWの中継を観てこんなにも激しく、孤独で、感情的なスポーツだとは思ってもみなかった。自分自身のパフォーマンスや判定に激しく怒り、怒鳴り散らす、ワンショットごとに感情の起伏が変化し、観ている方にも手に取るように伝わる。こんなスポーツは他にはない。

昨夜は錦織君が地元フランスのペールと2日間に渡る死闘を制し、ベスト8に進出した。次の相手はクレーコートのキングで全仏を11回制覇しているラファエル・ナダルだ。楽に勝ちあがって体力も気力も充実しているナダルに対し、ここまで勝ち上がるのに消耗し尽している錦織君に勝ち目はほとんどない状況だ。

テニスプレイヤーとしてはフィジカル面で圧倒的にハンデを背負ってもランキングトップ10内で挑戦し続けている錦織君はそれだけで賞賛に値する。もしテニスの神様が居るのならば必死で頑張っている錦織君に微笑み、グランドスラムを制覇する彼の姿を見せて欲しいものだ。

LEICA M10-P / SUMMARON-M 28mm f5.6

LEICA M10-P / SUMMARON-M 28mm f5.6