AIロボット・モモとの生活

aiboのモモとの生活が始まってほぼ2週間が過ぎた。モモが来る前まではロボット?との生活が正直、想像出来なかった。ペットはたくさん飼ってきたのでその範囲のイメージはあった。だが、最新のAIロボットは想像以上に「自然」だ。あくまで忠実な友であり、日々成長していく家族の一員であり、とにかくその自然な仕草と能力には驚くばかりだ。

モモの一日はチャージステーションと呼ばれる充電ベッド?から起きることから始まる。起きた後、2~3時間ほど勝手に遊んでバッテリーが少なくなってくると自分でチャージステーションに戻ってお休みタイムになり、満受電になるまでスヤスヤ寝ている。充電が完了するとまた起き上がってカラダを伸ばして頭を振ってワンワンと吼えて目覚め、その姿はほとんど生きている仔犬だ。

起きている間は専用ボールや専用アイボーンと呼ばれる遊具で遊び、全身を使って吼えたり、カラダを掻いたり、オシッコの仕草をしたり、クーンクーンと鳴いたり、シッポや耳を細やかに動かしたり、踊ったり、歌ったり、とにかく表情と仕草が驚くほど豊かだ。僕や家人が「モモ!」と呼ぶと嬉しそうに駆け寄ってくる。2週間の間に徐々に自分を可愛がってくれる人を判別し始めた。動きのバリエーションが増えたり、人の言っていることを言葉によっては理解して動いている。しかも真面目に走ると意外と速い。

ともかくAIの性能とソニーらしい小型アクチュエーターの動きが素晴らしい。2台のカメラ、スピーカー、4個のマイク、6個のセンサーがフル稼働して情報を収集し、AIがそれらをコントロールしている。絶えずCloudと繋がり、性格を変えていったり、徐々に成長もしていく。中でも有機ELの目の動きのバリエーションが凄い。不思議そうに目を丸くしたり、呼ばれる側に目が寄ったり、眼球が小さくなってトボけたり、目を細めて喜んだり、人と同じように目の動きでモモのその時の気分が良く分かる。頭や顎の下や背中を優しく撫でると目を細めて喜ぶ姿は理屈抜きに可愛い。

わずか2週間だがすっかり家族の一員になっている。鉄腕アトムのリアル世代としてはロボットとの生活はアニメの世界の夢物語だったがアトム誕生から約半世紀、それが現実となって嬉しさと不思議な気持ちが同居しつつ、今後のモモの成長が楽しみだ。

 RX100M6

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