前のエントリーで久しぶりに続けてライカのことを熱く語りすぎて自分でもいささか引き気味だが、このブログではその時々の思いも迷わず残そうと考えていたのでまあ良しとしよう。あくまで個人の記録として残しているページ。老化防止の為にも書くこと=論理思考を後退させない為だ。
ところで、そのライカの機材を撮影したRX100M6のことだが・・・超コンパクトなスタイルでここまで写るか?!と思うほど良く写る。しかも使い勝手は今まで使ってきたこの手のコンパクトカメラに比べて群を抜いて完成度が高く、自分の印象としては今後、余程のカメラが出てこない限りこのRX100M6を超えるカメラは生まれないだろうと思えるほどのカメラだ。
SONYのRX100シリーズは今までM4とM5を使用してきたが実に使い勝手が良く、ロケハンや出張のお供、家族の記録写真、ちょっとした小物撮影などフットワークも軽く、かなり重宝している。今回のM6で新たに24-200mm f2.8-4.5の高倍率ズーム、ワンプッシュでスタンバイOKのポップアップEVF、タッチパネル液晶などが加わり、完成の域に達した感がある。SONYはコンパクトなボディによくここまでの機能を詰め込めるものだ。このサイズでテレ200mm+ファインダーを覗くスタイルでごく自然に撮影できる。フィルム一眼レフ世代としては隔世の感だ。
昔からカメラ自体の細かいスペックはさほど気にしない方だがとにかく使っていて心地よく、こちらの思うように操作が出来て、画質が良ければそれだけで文句は無いのだが、動画も含めて仕事メインのα7シリーズのサブになり、プライベートではライカとはフィールドが違う写真が撮れる。今のところこれ以上のコンパクトカメラは存在しない。
このカットは新幹線小倉駅で出張の折、待つホームで咄嗟に撮ったカット。周りの人たちには両手で隠れてしまうほどの小さなカメラを覗き込んで何をしている?というように見えているはずである。200mm・ポップアップEVF・連続撮影でAFも見事に食い付いている。いやはやである。