今週の25日は自分の62回目の誕生日だった。相方殿が毎年、趣向を凝らしてくれているがモノとしてのプレゼントはもうお互い卒業ということで、今年は軽井沢の万平ホテルでランチということに。実は自宅の川越から軽井沢は意外と近く、関越を使って2時間弱の距離。常に渋滞の心配がある都内へ出かけるよりも時間的にも精神的にも近い場所だ。
万平ホテルは長い歴史を持つクラシックホテルとして軽井沢では有名なホテル。今回はランチコースではなく、お好みのアラカルトとオリジナルのカスタードプリンを堪能した。歴史が刻まれた内装は懐かしく感じられ、庭園を眺む窓際のテーブル席は居心地がとても良く、静かで充実した時間を持つことが出来た。都内のレストランも悪くないが喧騒とはかけ離れた場所での食事もまた良いものだ。
この日は生憎の雨模様だったが雨に濡れた軽井沢の樹々の緑が輝いていて美しく、レストランのガラス屋根を優しく打つ雨音もBGMのようで心地良く聞こえた。毎年、お互い歳を重ねてこうした時間を持てること。相方殿には感謝しかない。