しばらく忙しくしていてブログには向かえなかった。何度も書いていることだがこの歳でオファーが頂けることはありがたいことだ。周りに求められているうちは生きていく資格がある。その上、仕事とプライベートで好きな写真とカメラに触れ続けられることはシアワセなことだ。
自分がカメラやレンズに対してココロが動く瞬間はこの道具ならどんな世界が広がるのだろうか?どんなシーンと出会えるのだろうか?あんな時にはこのカメラで。こんな時にはこのレンズで。脳内でどんどんイメージが膨らんでワクワクが止まらなくなる。
ライカのPはプロフェッショナルのP。M9-PもM-PもM10-Pもプロフェッショナルが求める世界に対するライカの答えだ。今回、QにもPが加わった。今までのPとは一線を画すマットブラックのステルス仕上げ。チタングレーと同仕様のレッドスケール。従来のQのシャッター周りも一新され、MやCLと同じ形状でフィーリングも格段に良くなった。
相変わらずライカは魅力的なプロダクトを生む事に長けている。画質やカメラ本体は今までのQと変わらない。ライカ商法にまんまとハメられていることも分かっている。だがいつも持ち歩き、傍らにあるプロダクトはそのデザインでワクワク感が変わる。生きている限り死ぬまでワクワクしていたい。ワクワクのない人生などつまらないものだ。