M10-Pがリリースされて早4ヶ月。M10が爆発的に売れたせいかネットではM10-Pの所有率はそれほど高くない印象。ただ、私の周りの所有率はかなり高い。分かっているだけでも3名のオーナーが居る。おふたりはM10からの乗り換え、おひとりはたぶん?買い直したばかりのQを早々に売却してのM10-P。やはりM10-PはM10とは似て非なるものなのか。
ところでM10もしくはM10-Pのオーナーの中で現行あるいは一つ前のSUMMILUX-M 35mm f1.4 ASPH.の所有率が特に高いような気がする。自分は今は所有していないが以前は現行の一世代前のシルバーを所有していた。写りは全く文句はなかった。が、いかんせん大きく重い。シルバーだったせいか余計に重く感じた。ついつい球面のSUMMILUXを手にしてしまい、出番が無くなってサヨナラした。
いつかまた手にしたいと思う時もあるが現行も一世代前のものも簡単に買えないほどの高価なレンズになってしまった。ライカレンズの高騰ぶりは相当クレイジーな自分でも付き合いきれなくなっている。しかもM10-Pを使うようになってからは球面ズミとこのヘクトールの出番が多い。結局、オールドレンズばかり手にして現行のライカレンズの出番は少ない。新たに現行レンズを手にしても使わず仕舞いになりそう。そう考えると今所有のレンズで十分足りる。人間、足るを知ることこそが大切だ。随分と大人になった。