治せないクセ

自分でも自覚しつつ治せないことがある・・・長くてしつこい文章。
いつも熱い思いと勢いで書いてしまうからついつい長くてしつこくなる。書き終わって自分でもやっぱり長いなあ~と。相方殿からも毎日なら今の3分の一くらいがちょうど良いかも?的なアドバイス。そうか、週一くらいは思い切り書いて他の日は思いついたことを控えめにさらっと書けばちょうど良いのかも。と、ここまで書いてほぼ3分の一の量に。これだけ?でもこのぐらいの量が毎日続ける為には良い塩梅かもしれない。でもたぶん続かない予感。ということで今日はこれでお終い。(笑)

LEICA Q

LEICA Q

白壁

いまだに仕事で苦手意識があるのが空間内の白い壁。元の素材や色味自体は白そのもの(それでも白には数え切れない白が存在するが)なのだがこれがデザイナーが100人居たら100通りの白い壁があると言っても過言でない。計画段階でのマテリアルサンプルはほとんど蛍光灯のある会議室や太陽光が入る打ち合わせ室など一定の環境光で決められることが多い。

しかし、完成するとそこには天井照明や演出照明、床の色、そこにある備品の色、そして太陽光などの外光など様々な光とミックス光、反射光とが入り交ざった世界になる。これが白い壁に影響を与える。人の肉眼というのは大変優秀でそれらの光を認識しつつ、白い壁の白を白と認識しようと補正をかけて見ている。特にデザイナーは自分のイメージの白を白と信じている。

ところがカメラとレンズはバカ正直というか不器用と言うか、白い壁に反射した色を忠実に写しこむ。電球色の照明ならばオレンジ系に染まる。蛍光灯ならば緑系、今流行の白色LEDならば青白く、また、赤い床ならば赤系に、青い床ならば青系に染まる。また、これに輪をかけて影響するのが絞り込んで撮るケースが多い為、スローシャッターになる。その為、さらに激しく色被りする。かなりの数の空間を撮影してきたが今でも白い壁の悩みは尽きることが無い。

LEICA M-P / SUMMILUX-M 50mm f1.4 ASPH. Black Chrome

LEICA M-P / SUMMILUX-M 50mm f1.4 ASPH. Black Chrome

武蔵野うどん

意外かもしれないが川越はうどんの名店が結構ある。武蔵野うどんと言って太麺でコシがあってなかなかのボリューム。自宅から最寄のところに「藤店」(ふじだなと読む)という超有名でいつ行っても混んでいるお店がある。名物の肉うどんと天麩羅の味は格別だ。麺のボリュームが暴力的で普通の人でも中で多め。大なんぞ頼んだ日には運ばれてきてギョッ!とすること確実。昼時、食欲にはいかにも自信ありげな職人らしき連中が大を頼んで苦しんでいる光景を何度か見た。

今日は相方殿と久しぶりに行ったのはその「藤店」ではなく、もうひとつの名店「真打」というお店。
ここも評判のお店。相方殿は一度行っていて以前から誘われていた。お互いフリーランスなので平日昼時を外して2時頃に伺った。この店、面白いのが5種類あるつけ汁から少し追加料金を払えば2つのつけ汁で食することができること。

相方殿はきのこ汁。ボクは肉汁とカレー汁。二人で3種類のつけ汁が楽しめる。麺は「藤店」のコシバリバリと比べ、ちょうど良いコシで自分的にはこのくらいの方がちょうど良かった。3種類の中でダントツの上手さはカレー汁。ボクも相方殿も意見が一致。次はカレー汁を中心に天麩羅もいいなあ・・などと。やはり武蔵野うどんは上手い!

LEICA Q

LEICA Q

LEICA Q

SUMMILUX 28mm f1.7 ASPH.。LEICA Qのレンズである。
発売当時、フルサイズ28mm固定でこんなスペックのカメラが出るとは夢にも思わなかった。当時はかなりセンセーショナルだったことを覚えている。そのQも発売からもう2年が経つ。デジカメとしては2年はもう古いモデルと言ってもよい。ただ、このレンズがある限りその価値はあまり下がらない気がする。

ライカのデジタル部は弱いと長く言われてきたが、このQでその汚名も返上した感がある。以前からライカとパナソニックは技術提携していることは周知のこと。同時期に開発されたと思われるマイクロフォーサーズ機のパナソニックGX8をたまたま使っていたことがあるが、デジタル部やAFのフィーリングなどほとんど兄弟機のような印象を受ける。おそらくGX8の技術の一部が共用されている感がある。バッテリーも問題なく共用できることからこの推測はまんざらハズレでもないだろう。

ともかく、ボディ部の進化は今までのライカとは一線を画すが、それにもましてこのSUMMILUXの名を冠したレンズは本当に素晴らしい!シャープさとボケの美しさはSUMMILUXの名に恥じない。陳腐化しやすいデジタルカメラの中でシンプルで秀逸なデザインとレンズの普遍性、持った時の高揚感などいかにもライカらしいカメラだ。ほぼ2年遅れで手に入れたが長く付き合えそうだ。

LEICA M-P / SUMMILUX-M 50mm f1.4 ASPH. Black Chrome

LEICA M-P / SUMMILUX-M 50mm f1.4 ASPH. Black Chrome