今年を振り返って

今年はブログの更新も今まで以上に滞り気味でコロナ禍で仕事量が極端に減ったことがブログに向かう気持ちにも影響したようだ。機材に関しても今までなら仕事の量に関わらず、自分のクオリティアップの可能性があれば積極的に新しい機材を導入してきたがその気力も湧かなかった。そういう意味では今年は例外的な年だった。

だが11月・12月には大きな仕事に関わることもあってかそんな虫がジワジワと復活した。ここにきてスマートフォンとタブレットを一気にバージョンアップした。スマートフォンをiPhone 7 PlusからiPhone 12 Pro Maxへ、タブレットはiPad Air 3からiPad Pro 12.9インチへ。

デジタルガジェットの進化はやはり予想以上でやれることや思考の幅が広がった。さらにマインドまでアップしてくれた。カメラ関係では最後の最後に驚きのレンズに出会ってしまった。SIGMAのIシリーズでSONY Eマウントの35mm F2 DG DN、65mm F2 DG DNだ。

今どきレンズ鏡胴、レンズフード、レンズキャップに至るまでオールスチール製でそのフィーリングもライカに勝るとも劣らないレンズをライカもビックリの低価格でリリースするなど、ここ数年のSIGMAの製品と企業姿勢は目を見張るものがある。

今までなら新しいレンズを手にしたら当たり前のようにスチールの評価が常だったが、今は比率が変わってしまった。ムービー:スチールが7:3でムービーの写りの方が気になるようになったのも今年の変化。時代も自分も変わったものだ。来年はまずはコロナ禍が一日も早く終息することを願いたい。

今年も更新の少ない拙ブログにお付き合い頂き感謝しております。

iPhone 12 Pro Max

iPhone 12 Pro Max

写真と文章

写真はやればやるほど奥深く、いくつになっても難しいと感じる。身近の何気ないシーンを美しく見事に写真作品に昇華する人がいるかと思えば誰もが知っている絶景の地を訪れ、眼前の美しい光景を観ても人のこころを打つような作品を残せない人もいる。

文章も写真に似ている。何気ない文体と言葉でその場の空気感をも表現し、その光景が頭に浮かび、こころに染み入る文章を書いたり、何がしかの説明文でも驚くほど分かりやすい文章を書く人もいればいくつになっても小学生の作文レベルの文章しか書けない人がいる。

写真も文章も目の前の事象や自身の体験をどう感じてどう表現できるか、自分というフィルタを通していかに美しく表現できるかだと思う。写真も文章も良いものは美しい。この美しいということは自分自身が常々心掛けていること。

おそらく写真も文章も死ぬまで満点の答えは見つからないのだろう。それはそれで良いと思う。だからこそ続けられる。

LEICA M10-P / SUMMARON-M 28mm f5.6

LEICA M10-P / SUMMARON-M 28mm f5.6

LUXURY FLIGHT

若かりし頃、エアラインパイロットに憧れて真剣にチャレンジしたことがあった。チャレンジは残念な結果で夢は叶わなかった。そのお陰で今の天職とも言える仕事に就けたのだから人生は分からないもの。今では熱烈な飛行機ファンと言うほどではないが好きなことに変わりはない。

その夢を自分のバースデイプレゼントとして相方殿の心遣いでちょっぴり叶えてくれた。羽田空港第一ターミナルにある「LUXURY FLIGHT」というフライトシミュレーター専門の有料施設で60分ほどだったが羽田~成田間のフライトを体験できた。大昔、フライトシミュレーターは数億?もするシロモノで本職のパイロット以外には縁の無い世界だった。

それが今やプロのパイロットが訓練にも使用できるフライトシミュレーターが一般人でも体験できる時代になった。初フライトでぜひとも体験したかったのが離着陸体験。6軸モーション付きのボーイング737MAXでシミュレーターとは言え、普段使用している羽田空港や成田空港の離着陸体験は臨場感があって最高だった。

実際に操縦するのは予想以上に大変でまともな離着陸など想像をはるかに超える困難さ。航空機が空中を飛んでいることが如実に理解できる。最初は上下左右全くコントロールできず、あっちへ行きこっちへ行きを繰り返してしまう。隣のコ・パイロット席の現役パイロットのサポートで何とか飛べる状態。

最後は少々慣れてきて着陸もサポートされながらもどうにかこうにか降りることが出来た。いい歳をしたジジイが我を忘れて夢中になって非常に面白かった!昨日の羽田空港はコロナ禍と台風接近に伴ってガラガラ状態。国際線ターミナルなどはほぼ無人状態。これもシミュレーターと合わせて貴重な体験だった。

LEICA Q-P

LEICA Q-P

GO TO TRAVEL = RE-HOME

GO TO TRAVELを利用して地元の川越プリンスホテルに2週間ほど連泊!をしてきた。まさかGO TO TRAVELで地元ではまあまあお高い方のプリンスホテルに連泊することになるとは思わなかった。通常価格の半額近くとあっては使わない手はない。

というのは実は自宅の水回り配管のリフォーム工事で2週間ほどどこかへ仮住まいしなければならなかったので相方殿は愛猫と一緒にリフォーム会社手配の仮住まいへ。自分は納品仕事が山積みでメインPCを使用せざるを得ず、昼間は工事とは関係のない自室に籠って仕事、夜はホテルに泊まりに帰るという生活を2週間続けた。

マンションも30年近く経つとさすがに配管関係も日々不安だらけ、大工事になったが思い切って床下配管を一新した。その恩恵?でGO TO TRAVELも経験できてある意味貴重な体験の2週間だった。川越プリンスホテルは東武東上線本川越駅の駅ビル?といってもいい立地で地元では老舗のホテル。建物は古いが中身はまあまあ快適だった。

川越(と言っても中心地からは程遠い)に移り住んで10年、いつでも気軽に小江戸近辺を散策できる場所で生活したのは初体験でこれはこれで便利で魅力的なものだと実感した。もしもそんな立地で普段生活していたら毎夜、誰かを誘って飲み食いに彷徨っていたかもしれないと思うと今の自宅あたりでちょうど良かったのかもしれない。

LEICA Q-P  @KAWAGOE PRINCE HOTEL

LEICA Q-P @KAWAGOE PRINCE HOTEL