昨日は前日の名古屋出張に続いて早朝から午前中いっぱい撮影で一旦自宅へ戻り、夜9時から深夜まで再び撮影だった。さすがに出張からの二日続きの目一杯の撮影は疲れたが我ながらこの歳でなかなかやるわい。と。今更だがどうもこの仕事が天職な気がする。少々体調が悪くても現場に出て美しいシーンを探り、三脚を構え、ファインダーを覗いて構図を整え、液晶でピントを確認、シャッターを静かに押す。この一連のアクションが全てを忘れさせてくれる。
おそらくアドレナリンが最高に噴出し、たぶん体には良い影響を与えてくれている。と信じている。現実問題、仕事が空いてしばらくこのアクションから離れていると心身ともに絶不調になる。フリーランスの方々はこういう傾向の方が多いと思う。「好きなことは仕事にするな」とよく言われるが、たしかにその理屈も分かる。ただ、本当に好きなことを仕事にすることは素晴らしいことだと思うし、何より会社員時代に常にあったストレスは皆無だ。
還暦を過ぎて今のところ健康で好きなことでアドレナリンを大噴出して自分を必要として頂く仕事があるということは本当にありがたい。周りに居る同年代の現役をリタイアした知人たちを見ていると自分は最高にシアワセ者だ。だからこれからも新しい機材や撮影方法にじゃんじゃんチャレンジしていくのだ!そこかい?