8月が過ぎてあっという間に9月も5日。やはり忙しくなるとなかなかブログに向かえないものだ。暇な8月から繁忙期の9月~11月に突入したがしばらく撮影仕事が空いたので勘が戻るのに少し時間がかかりそう。仕事が詰まっていると一連の撮影プロセスも自然と体が動く。そういう意味では撮影も体を動かすアスリートにも似ているように感じる。
撮影も最初のイマジネーションとそれに続く様々なアクションが水の流れのように自然と流れていくときは上手くいっている証拠。そこがどこかで少しでも停滞し、迷うと大切なポイントをなかなか見つけられずに終わることがある。それでもなんとか格好をつけられるのは長年の経験の賜だが内心はスッキリしていない。そういう意味でも出来るだけ撮影現場に出たいのだが今度はその分の補正作業が年々厳しくなってきている。
最初から最後までワンオペでやらないとクオリティが守れないと考えてこのスタイルを貫いてきているが、この世界の他のカメラマンは分業も多く、今まで考えないようにしてきたがちょっとしたハードルを迎えている感じだ。ましてスチールとムービーをワンオペで同時撮影などもたまに依頼されるので体がいくつあっても足りない感じだ。それでもワンオペスタイルは変えられない性格なのも分かっているので悩ましい。