災い転じて福となすか?

今日は11日、年明けから随分経ってしまった。もうこんな酷い年明けになるとは予想もしなかった。昨年暮れの30日から背中の痛みが始まり、PC作業過多でいつもの肩や肩甲骨の凝りからくるものと軽く考えていたが、年が明けても直らず、とうとう5日の夜は痛みでほとんど眠れない状態に。翌日行きつけのクリニックで胸部レントゲン、心電図、血液検査を行い、痛み止めのロキソニンを処方して貰い帰宅した。

その夜、痛みはさらに酷くなり、ロキソニンも全く効かず一睡も出来ないほどになった。明け方あまりにも痛みが酷いので相方どのに循環器科でかかっている総合病院の夜間外来に連れて行ってもらった。当直が整形外科の先生だったので背中や肩の凝りを伝えると胸部や背中の骨や筋肉を中心にCTを撮ったが整形外科的には問題は見当たらず、ロキソニンが効かない旨、伝えると座薬を処方して貰って帰宅した。

帰宅してすぐに座薬を使い、ようやく痛みが落ち着いた。ただ、原因は不明で座薬の対症療法しかできないまま一日を過ごしたが座薬の効果が切れるとまた酷い痛みがぶり返し、もう何をしたらよいか分からないまま痛みに耐えていた。こうなると相方殿もさすがに心臓関係を疑うようになって最寄の埼玉医大総合医療センターのERに駆け込んだ。そこで造影剤を使った胸部・腹部CTを撮り、心電図、血液検査を行ったが幸いというか心臓関係の問題はみつからなかった。

もうこうなるとどうでもいいから痛みだけでも取ってほしいことを懇願したがそこはERなので改めて整形外科を受診してくれと言われ、夜中帰宅して座薬を入れてなんとかごまかして改めてその日の朝、整形外科を受診した。そこでも整形外科的には問題は無いが一点、白血球がかなり高いことを指摘され、体の内部でなんらかの炎症が起きていると言われ、内科を受診することを進められた。そこで痛みが我慢出来ないことを伝えるとロキソニンよりも強い座薬並みの薬を処方してもらい、それで年明けから続いた痛みからやっと解放された。

翌日内科を受診し、改めて血液検査をした結果、ここでも特別問題は無く、白血球や炎症反応の数値も下がり始めているのでおそらく回復段階になっているので痛み止めを飲みながら様子を見たほうが良いとの事。今は薬が効いているのか回復に向かっているのか痛みは嘘のように無い。結局、原因は分からないまま明日から仕事が始まる。相方殿は考えようによっては年明けから人間ドックにかかったと思えばいいのでは?と。災いからのスタートだが福と変えられるのだろうか?

LEICA M-P / SUPER-ELMAR-M 21mm f3.4 ASPH.

LEICA M-P / SUPER-ELMAR-M 21mm f3.4 ASPH.