本日は沖縄慰霊の日。今から74年前のこの日、沖縄では太平洋戦争時の沖縄戦で組織的な戦闘が終わった日とされている。以前のエントリーでも書いたが太平洋戦争時の沖縄については日本人として必ず知っておかなければならないことがある。しかし、8月15日の終戦記念日に比べ、この日の意味を知っている日本人は非常に少ない。
特に本土に暮らす人々は相変わらず他人事で74年経った今でも昔と変わらず、沖縄に過酷な歴史と負の遺産を追わせ続けている。いったい誰の責任なのか?政治家はもちろんだが歴史をきちんと伝えてこなかった教育者、マスコミ、などなど沖縄に暮らす以外の全日本人の責任だ。
バカンスのついででも良いので一度は沖縄を訪れ、その悲惨な歴史を知るべきだ。そしてぜひ「平和の礎」を訪れて欲しい。そこには全ての戦争犠牲者を慰霊するこれこそが日本が本来持つべき平和を祈る施設としての理想とする姿がある。8月15日と同じように6月23日も全ての国民が沖縄に対して哀悼の意を表す日が来ることを切に願う。