昨夜のF1ドイツグランプリはまたまた面白いレースとなった。ここ何戦かは昔のF1が戻ってきたかのようにオーバーテイクのバトルやチーム戦略、タイヤ選択の運不運など観ていて興奮するレースになっている。それに加え、昨夜は雨によるドライとウェットの路面状況が複雑に変わる中、何度もセーフティカーが入ったおかげで順位は目まぐるしく変わり、本当に面白いレースとなった。
雨のコースの餌食になったのは地元のメルセデスのハミルトンとボッタスの2台!、そしてフェラーリのルクレール。同じくフェラーリのベッテルもマシントラブルや、ちょっとした戦略ミスで最後は驚異的な追い上げを見せたが時すでに遅し。この2チームが沈んだのは大きかった。
そんなレース展開の中、エンジンもマシンも徐々に力を発揮し始めているレッドブルホンダとトロロッソホンダの1-3フィニッシュとなり、ポディウムにホンダの二人のドライバー、フェルスタッペンとクビアトが昇った。こんな光景はいつ以来だろう。記憶ではセナやプロスト、マンセル、ピケなどのホンダ黄金時代以来ではないだろうか?
シーズン半ばでかつての常勝の頃のホンダパワーが戻りつつある。この勝利によって今年の鈴鹿グランプリは久々に大盛り上がりになるだろう。自分も十数年ぶりに鈴鹿へ出かけたくなってきた。ホンダフリークとしてやっと勝てるホンダが戻ってきたことは嬉しい限りだ。