腎不全になってはや1年半が過ぎたウチのお姫様のイネ様。三毛猫特有のツンデレは相変わらず、見た目はかなり痩せてガリガリに見えるのだが、調子はすこぶる良い。いきつけの動物病院のドクター曰く、腎臓は完全に機能していないし、あわせていつも貧血気味らしいのだがその状態に体が慣れてしまっているらしい。小さな体だがその生命力には驚かされる。
相方殿と二人がかりで毎晩、輸液を注入するのがルーティンでウチの生活はこのお姫様中心に回ってしまっている。その為、もう一匹の黒猫のムギ君は忘れられがち。もともと黒猫はドジで少々お頭が悪く、マヌケなのだがちょくちょく忘れてしまわれていることはちょっと可哀想に思うときもある。
まあ本人は全く気にせず、淡々とおバカ振りを見せてくれているのが救いだが。何はともあれ、ウチの家族なので出来るだけ長く仲良く過ごせていけたらと思う。まあそれにしても今のお姫様は手間とコストがかかり過ぎるのがなんとも頭が痛い。