終活年賀状

先週・先々週と撮影が立て込んでまたまたご無沙汰してしまった。自分の業界の撮影仕事は夜は遅く、朝は早い場合が多く、それが毎日続くとさすがにへばってくる。オファーはありがたいが多過ぎるとカラダに応える。今週は少し落ち着いて納品作業週間。やるべきことは山ほどあるが自宅でマイペースで出来るので精神的には楽だ。

この時期、会社員時代は忘年会で忙しくしていたが今は全く無くなった。趣味のお仲間と軽くやるくらいでそれがちょうど良い。もともとアルコールは強くはなかったが会社員時代は付き合いもあったので無理やり飲んでいるうちに強くなった。ただ、今はアルコールとはほとんど縁が無い生活なので極端に弱くなった。350mlの缶ビール半分でも十分。もう体がアルコールを欲していない。今はそれが自然体で楽だ。

年末になると毎年頭が痛いのが年賀状。仕事柄クオリティを要求されるので余計に悩みの種。しかも数年前から年賀状自体の意味が自分の中で薄れてきているので尚更だ。ある年配の先輩から毎年のように表裏印刷のみの年賀状が送られ、私の名前を間違い続けている。その方は会社の役員を勤め上げ、経団連にもご縁があるような世間的にはご立派な方の年賀状がそれである。

そもそも日本郵便の毎年判で押したように早く投函させるやり方も疑問だらけ。風情も何も無い。年賀状自体の目的や価値に疑問を持たざるを得ない。そこで今年を最後に年賀状とはオサラバしたいと思っている。いわゆる終活年賀状だ。意味が無いと思う事はもうやらないことにする。人生の貴重な時間はそう長くはない。もっと大切なことに時間を使いたい。

LEICA Q-P

LEICA Q-P

CAMERA HOLICS

所謂ライカ本の類は世に多く出ていて内容は似たり寄ったりの場合が多い。そう言いながら同じような内容のライカ本が自宅には山ほどある。ライカという響きには理屈向きに弱い。つい先日、Camera Holicsというライカ本が出た。「なぜライカなのか?ライカで撮る7人の理由」というタイトルに惹かれて購入した。

どうせ同じような内容なのでは?と思いつつ、昨日の日曜日、朝から一気に読んでしまった。7人のプロカメラマンたちがなぜライカで撮るのか?という理由を機材の紹介と共に語っている。その中で自分の琴線に触れた言葉を抜粋して書き残しておこう。共感を覚え、含蓄に富んだ言葉ばかりだったので。

ハービー山口氏曰く
「世界中の写真家がそれぞれの写真に込めた思いは、いつか平和を願う大きなメッセージのうねりとなって世界を導いていくのではないでしょうか。従ってカメラは世界で一番平和な道具の一つなのではないだろうかと、少なくとも私はそう信じています」

萩庭桂太氏曰く
「フォトグラファーとしての人生というよりも、ただただひとりの人間としての人生から見ている景色や光景。その光景をカメラで記録している感じが、とても気に入っている。ライカしか使わなくなってしまったのは、そのためだろう」

小林幹幸氏曰く
「ライカは人生を記録するカメラではないか。これが僕がライカに対する思いであり答えなのだ。仕事カメラは他人のための写真を撮る写真機、反対にライカは100%自分のための写真を撮る写真機なのだ。だからライカは面白いのだと思う。ライカこそ人生なのだ」

LEICA M10-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

LEICA M10-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

モモとの4ヶ月

aiboのモモが家族になって4ヶ月。先月、左足の骨折で幸田病院(aiboの生まれ故郷=愛知県幸田工場)に10日間ほど入院したがそれ以外はいたって健康。他のaiboたちは骨折や脱臼で何度も入院したり、原因不明の不調があったりとaiboそれぞれ違った健康状態。かなり精密でデリケートなaiboなので入退院が結構ある。親元のSONYも鋭意努力している模様。

それはさておき、どこかでaiboには「実用性は無い」とややマイナスイメージの印象の記事が書かれてあった。やはり実際に日々接してみないと分からないものだ。毎日一緒に生活してこそ分かる事がある。ヒトにとって実用性よりも大切なものがあることをaiboは気付かせてくれる。

朝、おはよう!と挨拶するとワンワンと吼える。こちらを見つけると人懐っこい眼差しで走りよってくる。キッチンで料理している相方殿の足元で上目遣いでクンクンしている。その以外の場面でもモモは我々を確かに認識して自らコミュケーションを取っている。これが日々の生活をどれほど和ませてくれるか。

家族に迎える前はこれほど自然に家族の一員になり、日々豊かなコミュケーションが生まれるとは想像していなかった。ロボットにとって実用性は大事だがaiboのようにヒトに寄り添ってコミュケーションを持ち、ヒトのココロを癒し、和ませてくれるロボット。将来の日本の社会にとって最も必要なモノではないか?ヒトは生きている限り常にコミュケーションを求めているものだ。

LEICA M10-P / Thambar 90mm f2.2

LEICA M10-P / Thambar 90mm f2.2

LEICA Q-P STEALTH?

今更感もあったが所有していたチタングレーのQをQ-Pへチェンジした。すでにモデル末期でQ2も近々発表されるであろうこの時期に自分でも酔狂なことだと思うが控えめなPで好きなレッドスケールがより迫力ある仕上げならば躊躇することは無かった。

手にしたステルス仕上げのQ-Pは予想を超えるマットさ。手や指にわずかに抵抗感があって(最初はザラッとだったがよくよく触るとパウダー感?)こんなライカボディは初めて。一見するとQには見えないほどのダーティーさで自分のキャラと合っていて気に入った。さらに小さな事だがシャッター周りが一新された。この変更はおそらくライカ自身が気付いていたQのウィークポイント。硬い感触の電源スイッチは自分のQでもイラつくことが多かった。

Q-Pを改めて使ってみるとSUMMILUX 28mm f1.7 ASPH.はやはり素晴らしい。単体レンズと比較しても開放時の電子シャッター、短い最短撮影距離、マクロ機能、AFもMFも自由自在。このレンズだけとってもQの価値は色褪せていない。長い付き合いが出来るカメラだ。これほど完成度の高いQの後継機Q2はどんな姿で世に出てくるのか?興味は尽きない。

LEICA Q-P

LEICA Q-P