才能の終焉

生きていく上でこらえ切れない辛さの中、果たしてすべての人がきちんと理性を持って振舞えるのか?人は他人の立場や考え方、感じ方すべてを理解することは不可能だ。芸能人だろうが一般人だろうが「不倫」と言う括りでまとめて血祭りに上げる風潮。人生を左右したり、死に近い決断を迫る権利など誰にもないはず。

体調不良と才能の壁を前にして弱りきった小室哲哉氏を、それでも尚寄ってたかって痛めつける。文春の愚行やそれを取り上げ、ヌクヌクとしたスタジオで正義ぶって語るコメンテータたち。引退すら決めた才能に無神経な質問をぶつけるレポーターたち。いつからこの国の人々はこんな風になってしまったのか?

昨日ほど不快で悲しみに満ちた映像は見たことが無かった。なぜこんな悲しく情けない国になってしまったのか?あまりにも酷く言葉が出ない。同時にひとつの才能が終わった感がある。この私ですら彼の音楽で心が何度も癒されたことがあった。

中でも音楽座ミュージカルの「マドモアゼル・モーツァルト」での彼の音楽はきら星のごとくどれもが輝いていて素晴らしいものだった。モーツァルトの原曲を見事にミュージカルナンバーに昇華させた才能には舌を巻く。今でも名作中の名作と語り継がれるのは彼の音楽的才能に依るところが大きい。

引退はとても惜しいことだが、彼の音楽自体はこれからもずっと語り継がれ、聴かれ続け、確かに残っていく。今は心と体をゆっくりと休め、奥様との人生を全うされることを切に願う。

LEICA M-P / Thambar 90mm f2.2

LEICA M-P / Thambar 90mm f2.2

災い転じて福となすか?

今日は11日、年明けから随分経ってしまった。もうこんな酷い年明けになるとは予想もしなかった。昨年暮れの30日から背中の痛みが始まり、PC作業過多でいつもの肩や肩甲骨の凝りからくるものと軽く考えていたが、年が明けても直らず、とうとう5日の夜は痛みでほとんど眠れない状態に。翌日行きつけのクリニックで胸部レントゲン、心電図、血液検査を行い、痛み止めのロキソニンを処方して貰い帰宅した。

その夜、痛みはさらに酷くなり、ロキソニンも全く効かず一睡も出来ないほどになった。明け方あまりにも痛みが酷いので相方どのに循環器科でかかっている総合病院の夜間外来に連れて行ってもらった。当直が整形外科の先生だったので背中や肩の凝りを伝えると胸部や背中の骨や筋肉を中心にCTを撮ったが整形外科的には問題は見当たらず、ロキソニンが効かない旨、伝えると座薬を処方して貰って帰宅した。

帰宅してすぐに座薬を使い、ようやく痛みが落ち着いた。ただ、原因は不明で座薬の対症療法しかできないまま一日を過ごしたが座薬の効果が切れるとまた酷い痛みがぶり返し、もう何をしたらよいか分からないまま痛みに耐えていた。こうなると相方殿もさすがに心臓関係を疑うようになって最寄の埼玉医大総合医療センターのERに駆け込んだ。そこで造影剤を使った胸部・腹部CTを撮り、心電図、血液検査を行ったが幸いというか心臓関係の問題はみつからなかった。

もうこうなるとどうでもいいから痛みだけでも取ってほしいことを懇願したがそこはERなので改めて整形外科を受診してくれと言われ、夜中帰宅して座薬を入れてなんとかごまかして改めてその日の朝、整形外科を受診した。そこでも整形外科的には問題は無いが一点、白血球がかなり高いことを指摘され、体の内部でなんらかの炎症が起きていると言われ、内科を受診することを進められた。そこで痛みが我慢出来ないことを伝えるとロキソニンよりも強い座薬並みの薬を処方してもらい、それで年明けから続いた痛みからやっと解放された。

翌日内科を受診し、改めて血液検査をした結果、ここでも特別問題は無く、白血球や炎症反応の数値も下がり始めているのでおそらく回復段階になっているので痛み止めを飲みながら様子を見たほうが良いとの事。今は薬が効いているのか回復に向かっているのか痛みは嘘のように無い。結局、原因は分からないまま明日から仕事が始まる。相方殿は考えようによっては年明けから人間ドックにかかったと思えばいいのでは?と。災いからのスタートだが福と変えられるのだろうか?

LEICA M-P / SUPER-ELMAR-M 21mm f3.4 ASPH.

LEICA M-P / SUPER-ELMAR-M 21mm f3.4 ASPH.

冬の空に想う

冬の空が好きだ。空気が澄んでいてどこまでもクリアな空気感が気持ち良い。ついついカメラを向けてしまう。この時期、太平洋側と日本海側では正反対の空模様。日本海側にも写真家の友人が居るが気候の差はその友人の作風にまで影響している気がする。

かつてカールツァイスレンズはヨーロッパの空気感を描写することを基準にして設計されているとツァィス関係の書籍に記述されていたことを記憶している。日本に比べてヨーロッパは緯度が高い。一般的には太陽が日本よりも低い位置を通る。その影響はレンズ設計や写真家の作風にも影響すると言えるかもしれない。

地球上でも日本国内でも住んでいる場所によって写真が変わる。住んでいる場所で感性が磨かれる、それは頷けるところがある。

LEICA Q

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大谷翔平

大谷翔平選手のMLBエンゼルスへの入団が決まった。高校時代から逸材と騒がれ、当初はMLBを目指して日本の球団には入らないと表明していたが、日本ハムが強引にドラフト指名し、熱烈な説得とその当時の栗山監督との出会いが日本ハム大谷を誕生させた。その後、栗山監督と二人三脚で前人未到の二刀流を続け、様々な批判を浴び続けながら投手としても打者としても一流であることを証明してみせた。

当初は私も二刀流は反対で100年に一人の逸材投手に二刀流は妨げになると感じていた。だが栗山監督という名監督との出会いが結果的には大谷選手にとって大きな飛躍になった。大谷選手とは常人では計り知れない才能を持っていたということでそれを見抜いて世間の批判をものともせず二刀流を貫いた栗山監督と大谷選手には拍手を送りたい。

MLBでも様々な意見が出ることが予想される。だがこうなったらMLBでも二刀流を貫き、イチロー以来の不世出の選手にまで登りつめてもらいたい。名前が売れて回りにチヤホヤされて堕落していく選手が多い中、大谷選手の謙虚さ、勤勉さ、冷静さはブレることがないと思う。きっとMLBでも結果を残してくれると信じている。

LEICA Q

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