小江戸の鰻屋

意外と知られていないが川越には老舗の鰻屋が多い。理由は埼玉には海が無く、大きな川しか無かった為、江戸時代から川魚=鰻がタンパク源として重宝されていたことと、名産品の醤油を使って鰻の蒲焼が多く食されてきたとのこと。その老舗の中でも200年の伝統を誇る「小川菊(おがぎく)」200年に少し足りない「いちのや」その他、ぽんぽこ亭、小川藤(おがとう)などが有名だ。

本当に美味しいものは地元民がどこに行くかで分かる。ずばり地元民はほとんど小川菊とぽんぽこ亭、いちのやは観光客用。小川藤は小川菊から暖簾分けの店とのことだがいまだ未体験。と、偉そうに語っているがぽんぽこ亭といちのやは行ったことがあったが一番人気の小川菊は先日初めて行った次第、それも相方殿が何度も行きたい行きたいと懇願したが故。

何を隠そう私は鰻は蒲焼派ではなく、櫃まぶし派、それも名古屋の名店「あつた蓬莱軒」の大ファン。ここの櫃まぶしを食べたら他の店のものは食べられない!と言っても実はここしか知らない!知らなくてもいつ行っても非常に美味しく、満足感で満たされる。ゆえに他に行く理由が無い。ゆえにここの櫃まぶししか要らない!

そんな自分が相方殿と初めて小川菊に行った。お店は素晴らしくレトロで雰囲気があり、清潔で接客も程よく上品。肝心のお味は少し薄味だがふっくらした鰻は大変美味しかった。これなら人気があるのも頷ける。小江戸の中心地にあっていつも行列が出来ているが時間帯を誤らなければそれほど待たなくても良い。自分たちのような年齢にはちょうど良いお味でまた行きたくなった。

LEICA Q

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小江戸のスタバ

先週19日、川越・小江戸のメインストリートと言える鐘つき通りにスターバックスがオープンした。オープン当初から行列ができるほどの賑わいと噂だけは聞いていて混みあったスタバなどあまり気が進まないなと思っていた。それがたまたま近くの歯科クリニックに行く用事があり、それが朝一番で済んでしまったので噂のスタバの場所だけでも見ておこうと思い、寄ってみた。さすがに朝9時過ぎということもあって比較的空いていたのでそれならばラテでも飲んでいくことにした。

ファサードはいかにものデザインだったがインテリアの最初の印象はこれが小江戸のイメージ?だった。だがよくよく見てみると木材や漆喰、織物などをふんだんに使用して細かいところにそれらしいデザインが施されていた。インテリアとエクステリアにかなり多くの座席が用意されていてキャパシティもそれなりに考えられていた。自分が店に入った時は半分ほど空いていたが出る10時頃には席もほぼ埋まってオーダーの為の列がかなり長くなっていてこれは昼間は混むはずだなと。空いている時に行くには良い雰囲気のスタバが出来てちょっぴり楽しみが増えた。

LEICA M9-P / SUPER-ELMAR-M 21mm f3.4 ASPH.

LEICA M9-P / SUPER-ELMAR-M 21mm f3.4 ASPH.

アンナチュラル

昨夜は「アンナチュラル」の最終回だった。放送当初の第一話を観たときは正直う~んという印象だった。死体をテーマにしたドラマってどうなのか?どちらかと言うと苦手なテーマだったのでこれは観ないかなあという印象だったが展開の面白さと米津玄師の主題歌で思わず引き込まれていってしまった。

ドラマは大好きで新作が始まる時期には興味のあるドラマをすべて録画設定してとりあえず第一話は観てみる。それで面白かったドラマだけを続けて観るようになった。今期のドラマでは「アンナチュラル」と「99.9 SEASONⅡ」、「BG 身辺警護人」、「隣の家族は青く見える」が毎週の楽しみになった。当初は「99.9」が一番楽しみだったが、結局「アンナチュラル」が今期一番の面白さだった。

映画もドラマも内容にケチをつけて偉そうに語るのは嫌いで理屈抜きに面白い!と感じたものが好きだ。ドラマは脚本と音楽が大事。これにキャスティングがハマれば言うこと無し。今回の脚本家は野木亜紀子で「空飛ぶ広報室」や「重版出来」、あの「逃げ恥」でブレイクした脚本家でなるほどと納得。主題歌は米津玄師で彼の歌声がクライマックスに効果的に使われていて思わず引き込まれていってしまった。

最終回もそれまでに張られていた様々な伏線がスッキリと解決して気持ちの良い終わり方でパート2も十分期待できる出色のドラマだった。

LEICA Q

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見習いたいこと

毎年初日には必ず行っていたCP+。今年は仕事が詰まっていて全く行くことが出来なかった。メーカーの担当者と直接話が出来る機会であったり他のプロの方々の独特なお作法などは勉強になるので時間を作りたかったがお仕事優先のフリーランスとしては致し方ない。中でも今年は三澤武彦氏がお話をされるということだったのでどうしても伺いたかったが本当に残念だった。

三澤武彦氏は私が尊敬する数少ない?プロの写真家で結婚式や家族写真・出産後の人々の撮影を専門としていてとりわけ結婚される前のカップルを独特の撮影手法で少し照れた中にも輝くような笑顔の写真をたくさん撮られている。数年前、新宿のエプサイトで写真展をされていた折、一度だけお会いする機会があってどうしたらあのような写真が撮れるのか?撮影助手として立ち合わせて頂きたいくらいだとお話すると大変謙遜されていたことを記憶している。

写真は撮影者の人柄が出るというがやはりそれは真実だ。特に人などを撮る場合は如実に現れる。三澤氏の写真は氏のお人柄で撮っているとも言える。翻って自分の場合はどうか?被写体は違えどもそこには空間を創った人々が存在する。自分はその創った人々=デザイナーやディレクターやスタッフの方々とどのように接するか?現場の空気をいかに自分が撮りやすい空気にするか。この良し悪しが結果に繋がると感じる。

コメディアンの高田純次氏が歳を取ったらやってはいけない三つのこと「昔話」「自慢話」「お説教」と語っている。高田氏は10歳ほど年上だが私くらいの年齢になるとどうしても犯しやすいことばかり。自戒を込めてこの言葉をこころに刻んでいる。それに加えて相手の肩書き・学歴・年齢などは出来るだけ取り払ってひとりの人として誠実に接すること。これらを出来るだけ守るようにしている。

だが、三澤氏のようにその場の空気を掴んで和ませて素晴らしい写真を撮るような境地には至っていない気がする。まだまだ見習わなければならないことがたくさんある。

LEICA M-P / SUMMICRON-M 35mm f2.0 ASPH.

LEICA M-P / SUMMICRON-M 35mm f2.0 ASPH.