ショー・タイム

以前のポストでエンゼルス入団が決まった直後あたりに大谷翔平選手のことを書いた。二刀流についてMLBでも賛否両論が出て様々なハードルがあると思うがぜひ二刀流を成功させて欲しい。と書いた。それがまさか開幕早々から全米でこれほどのブレイクを巻き起こすことになるとは誰にも想像できなかっただろう。やはり彼は今までの概念では計ることの出来ない規格外のアスリートなのだろう。

ほやほやのルーキーにも関わらずMLBのピッチャーから開幕早々に3試合連続のホームラン!しかも全てセンター方向に打ち込み、どんどん飛距離が伸びている。野球経験者(高校でキャッチャー)として言うとセンターにあれほど見事にホームランを連発されるとバッテリーのショックは相当なものなのだ。しかもその選手が同時に投手として160キロ台の速球と140キロ台の変化球を操るなど今までの野球の概念をひっくり返すほどのことだ。

今でも二刀流は続かない、成功は難しい。という意見が国内にある。しかし、何度も言うが彼はもう常人では計り知れない域にいるアスリートなのだ。おそらく期待以上の成功を収めてくれるに違いない。打者として投手としてMLBの放送が毎日のようにあって開幕早々からMLBから目が離せない。全米のマスコミがつけたキャッチフレーズの「ショー・タイム」が毎朝の楽しみだが朝からTVの前に釘付けになってしまうことが現在のプチ悩みでもある。

LEICA M-P / SUMMICRON-M 35mm f2.0 ASPH.

LEICA M-P / SUMMICRON-M 35mm f2.0 ASPH.

小江戸の鰻屋

意外と知られていないが川越には老舗の鰻屋が多い。理由は埼玉には海が無く、大きな川しか無かった為、江戸時代から川魚=鰻がタンパク源として重宝されていたことと、名産品の醤油を使って鰻の蒲焼が多く食されてきたとのこと。その老舗の中でも200年の伝統を誇る「小川菊(おがぎく)」200年に少し足りない「いちのや」その他、ぽんぽこ亭、小川藤(おがとう)などが有名だ。

本当に美味しいものは地元民がどこに行くかで分かる。ずばり地元民はほとんど小川菊とぽんぽこ亭、いちのやは観光客用。小川藤は小川菊から暖簾分けの店とのことだがいまだ未体験。と、偉そうに語っているがぽんぽこ亭といちのやは行ったことがあったが一番人気の小川菊は先日初めて行った次第、それも相方殿が何度も行きたい行きたいと懇願したが故。

何を隠そう私は鰻は蒲焼派ではなく、櫃まぶし派、それも名古屋の名店「あつた蓬莱軒」の大ファン。ここの櫃まぶしを食べたら他の店のものは食べられない!と言っても実はここしか知らない!知らなくてもいつ行っても非常に美味しく、満足感で満たされる。ゆえに他に行く理由が無い。ゆえにここの櫃まぶししか要らない!

そんな自分が相方殿と初めて小川菊に行った。お店は素晴らしくレトロで雰囲気があり、清潔で接客も程よく上品。肝心のお味は少し薄味だがふっくらした鰻は大変美味しかった。これなら人気があるのも頷ける。小江戸の中心地にあっていつも行列が出来ているが時間帯を誤らなければそれほど待たなくても良い。自分たちのような年齢にはちょうど良いお味でまた行きたくなった。

LEICA Q

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小江戸のスタバ

先週19日、川越・小江戸のメインストリートと言える鐘つき通りにスターバックスがオープンした。オープン当初から行列ができるほどの賑わいと噂だけは聞いていて混みあったスタバなどあまり気が進まないなと思っていた。それがたまたま近くの歯科クリニックに行く用事があり、それが朝一番で済んでしまったので噂のスタバの場所だけでも見ておこうと思い、寄ってみた。さすがに朝9時過ぎということもあって比較的空いていたのでそれならばラテでも飲んでいくことにした。

ファサードはいかにものデザインだったがインテリアの最初の印象はこれが小江戸のイメージ?だった。だがよくよく見てみると木材や漆喰、織物などをふんだんに使用して細かいところにそれらしいデザインが施されていた。インテリアとエクステリアにかなり多くの座席が用意されていてキャパシティもそれなりに考えられていた。自分が店に入った時は半分ほど空いていたが出る10時頃には席もほぼ埋まってオーダーの為の列がかなり長くなっていてこれは昼間は混むはずだなと。空いている時に行くには良い雰囲気のスタバが出来てちょっぴり楽しみが増えた。

LEICA M9-P / SUPER-ELMAR-M 21mm f3.4 ASPH.

LEICA M9-P / SUPER-ELMAR-M 21mm f3.4 ASPH.

アンナチュラル

昨夜は「アンナチュラル」の最終回だった。放送当初の第一話を観たときは正直う~んという印象だった。死体をテーマにしたドラマってどうなのか?どちらかと言うと苦手なテーマだったのでこれは観ないかなあという印象だったが展開の面白さと米津玄師の主題歌で思わず引き込まれていってしまった。

ドラマは大好きで新作が始まる時期には興味のあるドラマをすべて録画設定してとりあえず第一話は観てみる。それで面白かったドラマだけを続けて観るようになった。今期のドラマでは「アンナチュラル」と「99.9 SEASONⅡ」、「BG 身辺警護人」、「隣の家族は青く見える」が毎週の楽しみになった。当初は「99.9」が一番楽しみだったが、結局「アンナチュラル」が今期一番の面白さだった。

映画もドラマも内容にケチをつけて偉そうに語るのは嫌いで理屈抜きに面白い!と感じたものが好きだ。ドラマは脚本と音楽が大事。これにキャスティングがハマれば言うこと無し。今回の脚本家は野木亜紀子で「空飛ぶ広報室」や「重版出来」、あの「逃げ恥」でブレイクした脚本家でなるほどと納得。主題歌は米津玄師で彼の歌声がクライマックスに効果的に使われていて思わず引き込まれていってしまった。

最終回もそれまでに張られていた様々な伏線がスッキリと解決して気持ちの良い終わり方でパート2も十分期待できる出色のドラマだった。

LEICA Q

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