ワンオペ

8月が過ぎてあっという間に9月も5日。やはり忙しくなるとなかなかブログに向かえないものだ。暇な8月から繁忙期の9月~11月に突入したがしばらく撮影仕事が空いたので勘が戻るのに少し時間がかかりそう。仕事が詰まっていると一連の撮影プロセスも自然と体が動く。そういう意味では撮影も体を動かすアスリートにも似ているように感じる。

撮影も最初のイマジネーションとそれに続く様々なアクションが水の流れのように自然と流れていくときは上手くいっている証拠。そこがどこかで少しでも停滞し、迷うと大切なポイントをなかなか見つけられずに終わることがある。それでもなんとか格好をつけられるのは長年の経験の賜だが内心はスッキリしていない。そういう意味でも出来るだけ撮影現場に出たいのだが今度はその分の補正作業が年々厳しくなってきている。

最初から最後までワンオペでやらないとクオリティが守れないと考えてこのスタイルを貫いてきているが、この世界の他のカメラマンは分業も多く、今まで考えないようにしてきたがちょっとしたハードルを迎えている感じだ。ましてスチールとムービーをワンオペで同時撮影などもたまに依頼されるので体がいくつあっても足りない感じだ。それでもワンオペスタイルは変えられない性格なのも分かっているので悩ましい。

LEICA Q

LEICA Q

夏から秋へ

今日で8月も終わり。今年の8月は例年に無く仕事も暇、憂鬱になるほどの記録的長雨、色々あった夏も終わる。9月からはありがたいことに多くの仕事の依頼を頂いていてまた忙しい日常に戻る。去り行く夏と訪れる秋の繁忙期。自宅周りの光景も夏から秋へと変わりつつある。

秋の光景も好きだが毎年繁忙期のため、落ち着いて周りの光景を見ることが少なくなる。夏の角度の高い強い光、見るものすべてが焼かれてしまうのではないかと思うほどの気温、深く青い空に白くクッキリと浮かぶ雲の塊、そういう去り行く夏の光景が好きだ。名残惜しいが来年までしばらく見納めになる。

閑話休題。自分のLEICA Qはチタングレーだが、先月、突然販売終了になった。発売は昨年11月なので約8ヶ月間の販売で終わってしまった。基本モデル?のブラックは継続して販売されている。ただ、そのブラックも2年が過ぎているのでそろそろモデルチェンジ?と思ったがショップで尋ねると特にそういう情報は無くて今でもQの人気は高く、入荷すると割と早めに売れていくらしい。同じスタッフからチタングレーは運が良かったですね。と。探している人も居るんですよ。だそうだ。

LEICA Q

LEICA Q

ネグローニドライビングシューズ

アップルウォッチを使い始めて毎日の歩数と距離、消費カロリーなどがリアルタイムで把握出来るようになって歩くことへの意識が上がり、それとともに靴の重要性を痛切に感じるようになった。カメラマンは現場によっては一日に20,000歩、20キロくらいは無意識で歩いてしまう。それだけ歩くと自分の足に靴がフィットしているかどうかは大きな問題でカラダに与える影響も少なくない。

現在、一番のお気に入りのシューズはネグローニ。プライベートと少々ラフでも許される現場の場合、ネグローニのドライビングシューズIDEAを愛用している。ここのスニーカーはイタリアンレザーとソールをベースに優れたデザインと随所に工夫とオリジナリティがあり、独特のインナー形状からくるフィット感と履き心地は素晴らしい。ドライビングシューズと謳っているだけあって運転中のソールの感覚はナチュラルでとても秀逸。履きおろした直後でも足に吸い付くようなフィット感は他のスニーカーが履けなくなる。

どこへ行くのも常に車移動で距離も歩く方なので自ずとドライビング&スニーカータイプのものになる。常時4~5足くらいを履き替えながら、色のバリエーションなどでTPOに合わせて使用している。純国産で海外のブランドモノや特別高価なものでもない。だが厳選した素材と拘りのデザイン、履き心地を追求した逸品だ。昨年からお気に入りで定番になっている。靴のセレクト=足のケア、すなわちカラダのケアにも繋がると感じている。

LEICA M9-P / Thambar 90mm f2.2

LEICA M9-P / Thambar 90mm f2.2

SCOOPのコンタックス

WOWOWの映画放送はありがたいことに公開されてほぼ1年以内には放送される。先週末は少し前に録画しておいた日本映画3本立てで楽しんだ。「シン・ゴジラ」は昨年映画館で観たものをもう一度。「SCOOP」と「グッドモーニングショー」は映画館では見逃したもの。「シン・ゴジラ」のことはもう出尽くした感があるのでパス。後の二本はなかなか面白かった。

映画は好きだが語るほど精通しているわけではないので映画評論でよくある分析したり重箱の隅をつつくようなコメントはしない。まして貶す為にわざわざ書くほど無意味なことはないのでそれも無し。良かった点を書きたい。「グッドモーニングショー」は今時のワイドショーの作り手側から描いた作品。番組作りのプロセスやそれぞれの思い、人間模様などを軸に中井貴一が安定の好演でなかなか面白かった。少々荒唐無稽な部分もあったが小型カメラとマイクが大活躍。思わず笑ってしまった。

カメラ好きとしては「SCOOP」は公開の時から気になっていたが見逃してしまっていた。細かいことはさておき、普段でもEOS使いの福山雅治がさすがの使い手ぶりを披露していた。二階堂ふみもキュートに好演。ピリッと利いていたのがリリー・フランキー。あの役は彼しかない。周りも吉田羊、滝藤賢一などで固め脇役陣も良かった。

そして何より福山が役の中で憧れて持っていたコンタックスⅡ型。あのロバート・キャパが使用していたカメラ。そして若干ネタバレになるがキャパとコンタックス繋がりで映画のラスト近くは「崩れ落ちる兵士」へのオマージュ。その辺を分かっているカメラ好きには楽しめる映画だった。

LEICA Q

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