アンナチュラル

昨夜は「アンナチュラル」の最終回だった。放送当初の第一話を観たときは正直う~んという印象だった。死体をテーマにしたドラマってどうなのか?どちらかと言うと苦手なテーマだったのでこれは観ないかなあという印象だったが展開の面白さと米津玄師の主題歌で思わず引き込まれていってしまった。

ドラマは大好きで新作が始まる時期には興味のあるドラマをすべて録画設定してとりあえず第一話は観てみる。それで面白かったドラマだけを続けて観るようになった。今期のドラマでは「アンナチュラル」と「99.9 SEASONⅡ」、「BG 身辺警護人」、「隣の家族は青く見える」が毎週の楽しみになった。当初は「99.9」が一番楽しみだったが、結局「アンナチュラル」が今期一番の面白さだった。

映画もドラマも内容にケチをつけて偉そうに語るのは嫌いで理屈抜きに面白い!と感じたものが好きだ。ドラマは脚本と音楽が大事。これにキャスティングがハマれば言うこと無し。今回の脚本家は野木亜紀子で「空飛ぶ広報室」や「重版出来」、あの「逃げ恥」でブレイクした脚本家でなるほどと納得。主題歌は米津玄師で彼の歌声がクライマックスに効果的に使われていて思わず引き込まれていってしまった。

最終回もそれまでに張られていた様々な伏線がスッキリと解決して気持ちの良い終わり方でパート2も十分期待できる出色のドラマだった。

LEICA Q

LEICA Q

PORTRAIT by Q

先日、新設されたアトラクションの撮影で一年ぶりにツインリンクもてぎに行ってきた。前回はテーマ性を持った迷路的なアトラクションだったが今回はそれにアスレティック的な要素が加わって内容もより充実して撮りどころ満載の施設に出来上がっていた。

撮影立会いはこの施設の企画・デザインを担当したディレクターとデザイナーでどちらも自分が勤めていた会社の後輩に当たる。デザイナーは小柄で可愛らしい女性で前回の迷路も彼女がデザインを担当していて、もてぎと八景島とこれで3施設目になり、かなり手馴れてきた印象。今回の施設もとても楽しく良く考えられた施設で色々な人たちが楽しめる内容になっている。撮影自体は機材を持ちながらアスレティックを実体験するので結構キツい仕事だ。

施設の撮影と同時に今回は出来ればスタッフの撮影もと考え、Qも持参した。Qのポートレイトはレンズの優秀さと顔認識AFの便利さでハマると素晴らしい結果になる。ただし、28mmという広角レンズは相手との距離感や背景などを考慮しないと広角特有の描写になることを改めて実感した。レンズが優秀過ぎて写り過ぎるのが女性にとっては玉に瑕かもしれない。

LEICA Q

LEICA Q

ヨシダナギ女史の撮影法

先日、クレイジージャーニーという番組で女性写真家のヨシダナギさんをゲストに彼女のアフリカ青の民族「トゥアレグ族」との交流と撮影が描かれていた。内容自体は以前にも彼女がアフリカのとある民族を訪ねて撮影をする内容と基本変わらなかったが、あるシーンで目が釘付けになった。

モデルになってくれる数人の男性に太陽を背に逆光で象徴的な位置に立ってもらい、それぞれポーズを付けていざ撮影になった。彼女の機材はニコンの一眼レフ(おそらく標準ズーム付きD810?)を三脚に据えてProfoto A1をオンカメラ用とオフカメラ用2台でライティングし、シャッターを切っていた。

出来上がりの写真を見て唸った。普段はストロボ否定派でどうしても人工的な光になってしまうことが嫌で、またそうならない為にはかなりの準備とそれなりの出費が必要で自分には縁のないことと考えていた。彼女の作品を見る前までは・・・その作品がコチラ。逆光の中、上手く光を回してポージングも完璧、彼らの凛々しい表情とバックの美しい風景と相まってどこか別の惑星?と思えるほど美しい作品になっていた。

不遜な言い方だが他人の作品に滅多に影響を受けることは無いのだが、自分でもこんな作品を撮ってみたい!と衝動に駆られてしまった。聞けば彼女は独学で写真を学び、技術的なことは自分はそれほど詳しい訳ではなく、ただ、こんな風に撮りたい!と思っているだけだそうだ。久しぶりに他人様の作品と撮影法で刺激を頂いた。

LEICA X2

LEICA X2

球面ズミ35

銀座の匠に調整をお願いしていたタンバールと球面ズミルクス35が戻ってきた。タンバールはピントリングの修理と絞りリングの調整、球面ズミはオーバーホール。いつものことだが細かい部分まで行き届いた気遣いと腕前に唸る。特に球面ズミは内部の点検・調整に加え、外観のクリーニング及びブラッシュアップで新品のような輝きだ。匠の手書きのメモ?に依ると素性の良い玉だそうな。

ライカ使いの中でも昔から特に人気が高い球面ズミ35、手放すとすぐにまた欲しくなるを繰り返し、常に手元にある。その写りはもう語り尽くされているが、現代の最新レンズに比べてお世辞にも良いとは言えない。最短は1mで使い勝手も良くない。フィルタはシリーズ7しか使えない。ただし、35mm f1.4にも関わらずそのコンパクトさと軽さ、開放での繊細なシャープさを秘めつつ薄いヴェールがかかったような独特の写りとハイライトの滲み、特筆すべきはデジタル時代の今なかなかお目にかかれない歪曲収差がほぼゼロという素の光学性能。

良くも悪くも唯一無二の玉。改めてこう書くと実に不思議な玉だ。今回、特別に最短を1mから0.8mへと20cmほど短く細工して頂いた。ライカオールドレンズはM型で使用した場合、最短撮影距離が長めな点がネックになるシーンが多々ある。特に明るいレンズの場合、最短近辺のお作法や写りの影響は大きい。たかが20cmされど20cmなのである。匠の手に依って生まれ変わったニュー球面ズミの写りはいかに・・・ただ、この玉、必ずしもボケは綺麗な方ではないのがイマイチ残念な点だ。

LEICA M-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4

LEICA M-P / SUMMILUX-M 35mm f1.4